FC2ブログ
 お隣のミカンの木のてっぺんに一つだけ実が残っています。

 言わずと知れた木守り(きまもり)ですね。

 来年もよく実りますようにと願うおまじないであるとともに、冬の間、採餌に苦労する小鳥たちにも残しておいてやろうという心づかいでもあります。

 お隣のおばあちゃんは霜や雪の降った朝など、小鳥にえさをあげている優しい方でしたから、ご家族にもそのような心が引きつがれているのでしょう。


 現代社会は新資本主義とか言って、工場は労働力の安い新興国に移し、国内では非正規社員を酷使して作ったものやサービスを買わせることで、徹底的に収奪することが当たり前になってしまいました。

 ところが、もともとこの国には人々はもちろん小鳥や小動物のことまで気遣って共存共栄を図ろうとする伝統的な思考と習慣があったのです。

 徹底的に収奪せず、回復可能な分を残すことは自分たちを守ることであると同時に自然を守ることでもありました。

 それなのに近現代の私たちは資本増殖の原理に毒され、自然を痛めつけるだけでなく、破壊しながら生きてきてしまったのです。

 放出された放射能は何万年も残り、一度上がってしまった気温はもう二度と元に戻ることはありません。

 今、パリで開かれているCOP(コップ)21では各国が二酸化炭素の排出量を牽制し合っています。
 そのことも大切ですが、もっと大切なことは、私たち一人ひとりが木守りの心を持つことでありましょう。

 この地球上の生きとし生けるものはすべて運命共同体。

 大宇宙に目をやれば地球など小さな宇宙船に過ぎない。

 その大宇宙にも小さな命が散らばっているかもしれない。

 ハヤブサ2は宇宙に残された木守りを探しているのです。


1 お隣のミカンの木
お隣のミカンの木

2 木守り
木守り
 母の実家、茨城県潮来市の前島浩さんが平成27年秋の褒章で藍綬褒章を戴きました。

 藍綬褒章は公衆の利益を興し成績著明である方に与えられます。

 前島浩さんは農林業センサス調査員として40年間の統計調査功績に対して戴きました。

 国勢調査員も兼任し、1軒の家に3回行ったこともあるそうです。

 40年間、お疲れさまでした。

 誠におめでとうございます。


1 前島邸
前島邸

2 前島さんご夫妻
前島さんご夫妻

3 藍綬褒章
藍綬褒章

4 農林水産大臣書簡
農林水産大臣書簡

5 褒章伝達予定表
褒章伝達予定表

6 読売新聞11月2日
読売新聞11月2日
 仙元橋はセブンイレブンに隣接し、ベンチも設置してあるのでゴミが散乱していることがよくあります。
 
 飲み食いをして、そのままにしてしまう人がいるのでしょう。

 ところが、何時間もしないうちに、その場所は必ず元通りにきれいになっているのです。

 不思議でなりません。

 種明かしをすると、ご近所の長谷川明さんが掃除をしてくれるのです。

 長谷川さんは長年、町内会の役員をして下さっている方。

 私も回り持ちで何年かに1度、ご近所だけの役員をやりますが、正直にいうとあまりやりたくありません。

 それなのに長谷川さんは総務という全体を取りまとめる役目をずっとやり続けていてくれるのです。

 その上、仙元橋の清掃を自ら担ってくれているのですから、さぞ大変なことでしょう。

 このような方が、この世の中を本当の意味で支えていてくれるんだなぁー。


1 仙元橋
仙元橋

2 仙元橋方向
仙元橋方向

3 奉仕の人 長谷川明さん
奉仕の人 長谷川明さん

4 奉仕の人 長谷川明さん
奉仕の人 長谷川明さん

5 奉仕の人 長谷川明さん
奉仕の人 長谷川明さん

6 奉仕の人 長谷川明さん
奉仕の人 長谷川明さん
 作家 出久根達郎氏の思うことや経歴が朝日新聞6月17日から夕刊特集「人生の贈りもの」に連日掲載され、21日に終了しました。

 6月21日分と20日分を転載します。


5 当たり前の世界 疑わなくちゃ
5 当たり前の世界 疑わなくちゃ


4 予想外の直木賞、大慌ての記者会見
4 予想外の直木賞、大慌ての記者会見

My Blog
隅っこの四季
 茨城県北浦湖畔 繁昌出身の直木賞作家 出久根達郎氏の思うことや経歴が6月17日から朝日新聞夕刊特集「人生の贈りもの」に連日掲載されています。

 6月19日分と18日分を転載します。

3 庶民の目 育んだ 東京の下町
3 庶民の目 育んだ 東京の下町


2 小4で出会った漱石 人生の師匠に
2 小4で出会った漱石 人生の師匠に