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 平昌冬季パラリンピック座位スキー大回転で村岡桃佳選手が金メダルを取りました。

 大回転はスキー競技の中で最もポピュラーですから競技人口が多く、競争率も高いので金メダルを取るということは大変なこと。それだけに日本全体のレベルの高さの証明にもなったでしょう。

 パラリンピックでは座位と立位に分かれますが、座位は橇にバネをつけたようなもので滑ります。

 実際に橇すべりをしてみると分かりますが、橇ほど不自由な乗り物はありません。

 舵が無いので、どこへ行くか分かりませんから。

 それを体の傾きだけでコントロールするということは至難の業。

 つまり、座位スキーは障害者のスポーツというよりも、特殊な能力と才能を持った方のスポーツなのです。

 気の遠くなるような研究心と練習量が必要なので健常者がやったら、おそらく挫折してしまうにちがいありません。

 そのような力が、いったいどこから出てくるのでしょうか。

 メダルを取れた方は、そのような人間力を持っている方といえましょう。

 その、あらゆる可能性の限界に挑む凄さを見ていると、ハンディキャップという言葉が逆の意味に思えてなりません。

 人と生まれてどう生きるべきか、どのように生きることを愛するのか。

 71歳を迎えた私は深く心を動かされました。

 そうだ、私も大回転大会に出よう。

 人生が、いとしくて愛しくて、仕方なくなったから。

 村岡桃佳選手、金メダルおめでとう!


1 村岡桃佳選手 NHKテレビ
村岡桃佳選手 NHKテレビより

2 村岡桃佳選手 NHKテレビ
村岡桃佳選手 NHKテレビより

3 村岡桃佳選手 NHKテレビ
村岡桃佳選手 NHKテレビより

4 村岡桃佳選手 NHKテレビ
村岡桃佳選手 NHKテレビより
 平昌冬季五輪で女子大回転競技が行われました。 

 一般的なスキーヤーにとって大回転競技は最も親しいものです。

 ジャンプやモーグルやエアリアルは曲芸みたいなものですから縁遠いのですが、回転競技は普段の滑りに近いので見ていてよく分かります。

 特に大回転は回転や滑降と比べて曲がりやすい位置にポールが立っているので、より親しみがわきます。

 それだけに、競技人口が最も多いのが、大回転であるとも言えましょう。

 なにせ、今回の平昌冬季五輪の女子大回転競技にはマダガスカルやタイからも参加しているのですから。

 そのような中で日本の石川晴菜選手は33位になりました。

 これは立派な成績だと思います。

 上位入賞したヨーロッパやアメリカ・カナダの選手は1年中スキーができますが、日本では3~4か月しかできません。

 そのうえ国や企業の意気込みも違います。ヨーロッパの小国にとってスキー産業は日本の自動車産業にも匹敵するものでありましょう。

 それらに比べると日本のサポート体制はお粗末ですから、石川選手も大分苦労をしたようです。

 日本にもスポーツ庁ができたのですから、もう少し考えてほしいものです。

 曲芸的なテレビ映えする少数精鋭によるスポーツよりも大衆的・一般的なスポーツの裾野からスターが出てくることこそ、文化国家・スポーツ国家の証ではないでしょうか。


1 石川晴菜選手
石川晴菜選手

2 石川晴菜選手
石川晴菜選手

3 石川晴菜選手
石川晴菜選手

4 石川晴菜選手
石川晴菜選手

5 石川晴菜選手
石川晴菜選手

6 上位3選手
上位3選手
 「スキーブームの幕開け(朝日新聞記事)」から最盛期にかけて日本のスキー人口は約2000万人弱と言われています。

 当時の人口は1億人と少しでしたから、5人に1人がスキーをしていたことになりますね。

 あの人たちは今、どうしているのでしょう。

 おそらく、ゴルフや散歩散ぐらいしかしていないのではないでしょうか。

 もったいないですね。

 ところが、昔取った杵柄で、スキーを再開したものの、腰を痛めてまたリタイアした、との話をよく聞きます。

 そうなんです。最近のいわゆるカービングスキーはスピードが出る上、靴が強制的に前傾姿勢をとるように設定されているので、腰への負担は以前と比べてかなり大きくなっています。

 そこで提案ですが、テレマークスキーを始めたら、いかがでしょう。

 テレマークスキーならば、腰だけなく、足首や膝など、全体の関節を柔らかく使ってショックを吸収するので腰だけに負担がかかりません。

 それに平地歩行やシールをつけてハイクアップなど、全身運動の要素も加わり、高齢になっても、それなりに楽しむことができます。

 マッキンレーを根城に、各スキースクールから絶大な信頼を得ているベテランスキーコーチの中尾政義さんもついにテレマークスキーを始めました。

 基本姿勢の違いに驚いたようです。

 そうなんです。剣道の構えのように、おへそを突き出して堂々と構えるのがテレマーク姿勢。アルペン姿勢のように上体をブロックしません。それだけ動きが大きく自由になるので腰にも無理な力が加わりません。

 基本は自然体、動きは自由性が高いので高齢の方にも向いていると思うのですが・・・。


1 朝日新聞夕刊 117 スキーブームの幕開け
朝日新聞夕刊 1/17 スキーブームの幕開け

2 中尾政義さん
中尾政義さん
 スキーは1年に1回チューンアップをしなければなりません。

 チューンアップをするとスキー板の滑走面やエッジが新品と同じか、それ以上になります。

 出荷時は一般的な様相になっているのでレーサーなどは新品でも自分に合ったチューニングをしてから使います。

 私はいつもレース用の板を菅平スキーハウスにお願いをしているのですが、今回は田子嘉男さんの紹介でスキー ラボラトリー イタリーにお願いしました。

 わが家から車で20分ほどのところにあるのでスキーを届けながら工房を見学させていただきました。

 サンディングマシーンは何台もあり、ストラクチャーを切る機械やワックスをしみこませるサーモボックスなどもあります。

 サンディングとは汚れたり硬化した滑走面を削って綺麗にすること。これで浅い傷は消えて綺麗になります。
 私の板はオフピステ兼用なので深い傷がついていますが、それは手仕事で埋めなければなりません。
 
 ストラクチャーとは滑走面の溝のこと。この溝が排水性をよくして春のベタ雪などが貼り付くのを防ぎます。

 エッジの角度は1°どころか、0.5°とか0.7°を最終的には手で調整するそうです。
 アルペンの選手はベースエッジ1°サイドエッジ89°にするのが普通なのですが、私はテレマークなので0.7°と89.3°にお願いしました。
 あとで何回か滑ってみながらノーズとテールの不要なエッジを紙やすりをかけて調整し、滑りやすくします (ダリング)。

 オーナーエンジニアの毛塚憲正さんは音楽の好きな方。イタリー在住時代の華やかな音楽経験の話をしてくれました。


1 スキー ラボラトリー イタリー
スキー ラボラトリー イタリー

2 サンディングマシーン
サンディングマシーン

3 ストラクチャーを切る機械
ストラクチャーを切る機械など

4 サーモボックス
サーモボックス

5 道具類
道具類

6 スキー
スキー
 何年ぶりかでスキーとストックを新調しました。

 今までは新雪が積もっても普通の板で滑っていたのですが、あまりにもファットスキーの流行が激しいのでついにエランのファット系の板リップスティック86とストックも深雪とゲレンデ用に切りかえられるものを購入しました。

 リップスティック86はテレマークバランスではなく、アルペンバランスなのでアルペンスタンスで滑ると、ただ中心に乗っているだけで綺麗にカービングしてくれます。
 テレマークスタンスでもテレマークポジションを取っただけで曲がってくれるのはよいのですが、油断をすると曲がり過ぎてしまい、山足でセイブしないと山に乗り上げてしまいます。
 エラン独特のアンフィビオとロッカーシステムのせいだと思うのですが。

 ですから、上級者がゲレンデでテレマークポジションとアルペンポジションを臨機応変に使ってチャラチャラと見せびらかすには最適でしょう。 

 あと、何といっても新雪・深雪によいのでしょうが、こればかりは神のお恵みを待つしかありません。


1 エラン リップスティック86
エラン リップスティック86

2 新旧スキー比べ
新旧スキー比べ

3 深雪用ゲレンデ用切りかえストック
深雪用ゲレンデ用切りかえストック