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 朝日新聞の「あなたを縛る世間とは」の記事の中に「ヒトは本を読まねばサルである。」との言葉を見つけました。

 私はもうサルになりそう。

 図書館が閉鎖されているからです。

 いつまで続くのでしょうか。

 貸し出しをするだけなら新型コロナウイルスの影響も少ないと思うのですが。

 人によっては、知的欲求は食的欲求よりも強く、それが抑えられれば病的状態になってしまう方もおられるでしょう。

 コロナウイルスよりも弊害が大きいと思うのですが。

 そのような中、幼少時にスキーをお教えした関根史さんからメールが届きました。

 史さんは目黒のブックカフェオーナーの娘さんです。

 現在のような非常時こそ、自分自身や世の中を落ち着いて見つめるため、また心に活気と潤いをもたらすため、本やアートにアクセスできる環境が身近にあることが大切であると考えております。

 そうだ、史ちゃんのいるふげん社に行ってみよう。

 サルになりそうな方はふげん社にどうぞ。

 上野戦争のさなかでも授業を続けた福沢諭吉は学生を一時でもサルにしてはいけないと思ったのでしょう。


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3/26 朝日新聞 10 面 「あなたを縛る世間とは」
          雪の結晶ノート

あすなろ書房   マーク・カッシーノ&ジョン・ネルソン 作/千葉茂樹 訳


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雪の結晶ノート


 小学校低学年が対象ですが大人でも十分楽しめます。

 小さな小さな雪の結晶、なぜこんなに美しく、複雑なカタチをしているのでしょう。

 水と空気の織り成す「自然の芸術」、その神秘に迫っています。

 雪の結晶に同じものは2つとない、といわれ、そこにはフラクタル現象が。

 人類は長い間、世界を支配するこの法則に気がつきませんでした。

 一時期、放送大学ではこのフラクタル幾何学と、カオス理論ばかりやっていたような気がします。

 そういえば、スキーやスケートがなぜ滑るかは1昨年に解明されたばかり。

 長い間、それが分かればノーベル賞が取れるから誰か研究してみないか、と生徒さんにいってきたのですが・・・。

 雪の結晶は、どのようにして生まれるのか?

 自然の神秘に迫る美しい写真絵本!

 雪の結晶、全66種掲載。

 「ちり」が雪の結晶の芯に。

 マジックナンバーは6。

 ふたごの結晶などの写真も。

 雪のものがたりがはじまります。
     常識は凡人のもの

     藤原正彦     新潮社


1 常識は凡人のもの
常識は凡人のもの


 相変わらず藤原節は絶好調。

 藤原正彦氏は新田次郎の長男で数学者にしてエッセーの達人。

 国粋的な人。

 奥さんを中心にした身の回りのこと、留学していたアメリカのこと、社会論・政治論・女性論など、何でもござれ。

 それぞれに一家言を持つ。

 タイトルチューンの「常識は凡人のもの」を見てもお分かりのとおり、この方はアブノーマルがお好き。

 ご本人はスーパーアブノーマルにして、天才。

 スーパーノーマルとスーパーアブノーマル。

 どちらも世の中を引っ張っていくリーダーです。


2 目次
目次

3 常識は凡人のもの
常識は凡人のもの

4 常識は凡人のもの
常識は凡人のもの
      みんな うんち

    五味太郎さく  福音館書店


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みんな うんち


 うんちブームの火付け役になった絵本です。

 うんこはNHKの自主規制用語になっていますが、うんちは規制から外れています。

 「バカの壁」以来の規制ぎりぎり用語を使ったヒット作でありましょう。

 おおきい ぞうは  おおきい うんち   ちいさい ねずみは  ちいさい うんち

 ひとこぶらくだは  ひとこぶ うんち  ふたこぶらくだは   ふたこぶ うんち  これはうそ!
 と。

 洒落も入っています。

 いきものは たべるから  みんな うんちをするんだね とも。

 そのとお~り。 

 実に当たり前の結論が・・・。

 うんちを、しなかったら、生き物でないか、死んでいるかの、どちらかです。

 カエルやカタツムリの、うんちも描いて欲しかったなぁー💩


 子供は本能的に虫やウンチが大好きです。

 そのすぐれた本能を奪い去ってしまうものが教育でありましょう。

  「バカの壁」の著者である養老孟司氏は解剖学者であるとともに昆虫学者でもあります。

 彼にとっては人間の体も昆虫の体も同じなのでしょう。

 本能を保ち続けた結果かなぁ。


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裏表紙
     洗えば使える 泥名言

      西原恵理子   文藝春秋


1 araeba洗えば使える 泥名言


 6/19、「世界中の人がお前を悪いというなら、世界中が間違うとる」との一片を朝日新聞巻頭の「折々のことば」で見つけ「
無限大 父の愛」をブログアップしました。

 文中、「西原理恵子さんの父は2番目といいますから、いろいろな事情があるのでしょう」と示しています。
 この本を読んでみて、その父の人柄が分かりました。決して人格的に優れた人ではなく、常識外れの人です。

 常識外れといえば、この本全体が常識はずれ。痛快なほどの非常識ぶり。

 常識的な人が読むと、何が善で、何が悪なのか分からなくなるでしょう。

 実は 善=悪。

 同じ事を仏教でいう業縁が真逆にしてしまいます。

 つまり、だれでも悪人なのです。

 そう思うと、この本は、人生の指針となることでしょう。


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