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花1

  「花の写真ニュース」は同級生の小野瀬壽(ひさし)くんが毎週発行しています。

花2

勤めているデイサービスセンターのお年寄りたちの心の慰めになればと思い、自主的に始めたそうです。

花3

 A3版ですので4分割にしました。

花4

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てがみ
               一升桝の度量

       池波正太郎             幻戯書房



 自作小説の成り立ちや思いに関してのエッセーです。

 巻頭の「一升ますには一升しか入らぬ」が全体の考えを統一しています。


 一升ますには一升しか入らぬ

 明治以来、日本人の「収支」における感覚は鈍くなる一方だ。
  「収支」というからには、収入と支出についてのことだが、これは何も商売や家計の経済的な感覚のみをさすのではない。
 ないがしかし、根本は一つである。
 たとえば・・・。
 この「日本」という小さな島国を一升マスにたとえてみようか。
 それは実に、一升しか入らぬ小さな国土なのである。
 戦後、その小さなマスへ、一斗も二斗もある宏大な国に生まれた機械文明を取り入れてしまい、国土も国民の生活も、これに捲き込まれて、どうしようもなくなってしまったのだ。
 経済成長を目ざした日本は、一升のマスへ二斗も三斗も入るという過信を抱き、むりやりに、それを押し込んでしまった。(後略)


 主な作品の舞台である江戸時代が、一升ますに一升入ったバランスの良い状態なのだ、と暗に示しているのでしょう。

 人の幸せ ・民衆の真の豊かさ ・地についた文化とは、などについて深い考察が示されています。

 明治維新なしで江戸時代を受け継いでいたら、日本はブータンを発展させたような国になっていたかもしれませんね。


1 一升桝の度量
一升桝の度量