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    凡人として生きるということ

       押井守      幻冬舎新書090


1 凡人として生きるということ


 押井守(おしいまもる)氏は 1951年東京生まれのアニメーションを主とする映画監督です。

 映画製作者は自然科学と社会科学を融合して同時に使える能力をもっていないと成功しません。

 特に人間学とも言うべき社会科学の分野は彼らにとって必須のものです。

 映画は一人の天才が作るものではなく、大勢のスタッフの共同作業でつくるもの。

 優れた監督とはキャストやスタッフの能力を瞬時に見極め、最大限に引き出すことができる人のことでありましょう。

 これら、人を見る目の実践行動には人間学が欠かせません。

 そしてそれは映画製作だけではなく、社会全体を見る目にも生かすことができます。

 彼はこの複雑な日本社会を 95パーセントの凡人と 5パーセントの支配層で構成されていると分析しました。

 そして、一見5パーセントの天才が支配しているようにみえる日本は、実は95パーセントの凡人によって動かされていると喝破します。

 その内容は目次を見ると大体見当がつきますが、本文を読むことによって誰もが確信をもつことができるでしょう。

 特に「民主主義という危険なシステム」、あとがきの「今こそ言葉が大切な時」は必読の価値があります。

 ぜひ、お手にとってお読みください。


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5 民主主義という危険なシステム
民主主義という危険なシステム