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          藍より出でし言の葉


 としのう(足立区都市農業公園)では藍染(あいぞめ)に使うアイを栽培しています。

 アイはタデ科ですからイヌタデにそっくりです。

 この植物の淡い色から、あの深い濃紺色を出せることが信じられません。

 昔人も同じ思いだったのでしょう。

 古来より「青は藍より出でて藍より青し」とか「出藍の誉れ」(しゅつらんのほまれ)などと言われていますから。

 「出藍の誉れ」とは、生徒が先生を追い越したことを誉める言葉なのですが、古くは「紺屋の白袴」のように職人の心意気を表わす言葉だったのではないでしょうか。

 他人のことにばかり忙しく、自分自身のことに手をかける暇がない、という意味で「紺屋の白袴」(こうやのしらばかま)は今でも使われます。

 加えて、紺屋は仕事中に染める液を自分の白袴には一滴もつけない、という職人の誇りを表す意味もあるのだそうです。

 そう、登山家も一流になると裾や靴を汚しません。泥道は、かかとを立てて歩きます。

 もう1つ、紺屋の誇りを示す言葉がありました。

 彼らは一連の作業を「藍を建てる」と言います。

 家を建てることと同じ気持ちなのでしょう。

 なお、同類のイヌタデは、花の写真ニュース「朝顔から秋桜へ」で見て下さい。


1 アイ
アイ


2 アイ
アイ


3 アイ
アイ

4 アイ
アイ

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花の写真ニュース「朝顔から秋桜へ」 
コメント
この記事へのコメント
アイはアカマンマと同じですか?

あの赤い花の植物から藍染めの濃紺色が染まるなんて不思議ですね。

藍染めの浴衣はとても高く高級品です。

昔仕立てで断ち間違いして全額支払いしましたが今でも忘れられません。

それを私の湯上りの洋服に作り替えて温泉に行くときにいつも持って行ってます。

いくら洗っても藍の色は変わりません。

皆さんにいいね~って褒められます。

藍染浴衣もなかなか見られなくなりました。
2013/10/15(Tue) 16:08 | URL | hana | 【編集
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