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      社会システムの根幹を変革するとき


 最近の災害、豪雨・竜巻・被曝などは我われの社会生活そのものが原因であることは、おおよその見当がつき、このままだと大変なことになるとお思いの方も多いと思います。

 また、国際的には領土問題や靖国参拝問題で一触即発が懸念され、国内的には長期に渡るゼロ金利問題国の借金1000兆円突破問題などがあり、この先日本はどうなってしまうのだろう、と思っている方も多いことでしょう。

 社会的概念は良いにつけ悪いにつけ変化していくもの。そのことを人心の変節と捉え、私は「戦後日本の変節」を書きました。

 その末尾で、これからどのような未来社会を構築するのか、を若い人たちに問いかけているのですが・・・。

 新聞や出版物をみても末梢的な対処療法ばかりで、根本解決を目指したものは見つかりません。

 そこで、ヒントになるようなものを少し考えてみました。

 その前にまず、現代社会を分析してみましょう。

 ゼロ金利とは投資しても利潤が出ないことですから資本主義の崩壊ということになります。

 国の借金1000兆円突破問題のHPでは資本が虎視眈々と日本国債デフォルトに向かって動いていることが述べられています。

 資本は増殖だけが目的の癌のようなものですから、個々が簡単に結びつき、米国などでは3つの投資会社が1つの生き物のように動いて、すでに世界総合資本となりつつあります。

 過去には猛獣のようにアジア諸国南米諸国を食い漁りました。

 近年はギリシャやスペイン、そして何より大物の日本に、むしゃぶりつこうとしています。

 一国の経済など総合資本の前では赤子のようなもの。手も足も出ません。

 中国は日本や東南アジア諸国に無理難題を吹きかけていますが、それらは見せかけであって、アフリカ諸国への軋轢をごまかすためのものでしょう。

 資本主義や社会主義市場経済は市場、有体(ありてい)に言ってしまえば僻地がなければ成り立ちません。かっこよく言えばフロンティアですね。

 ですから、最後のフロンティアと言われているアフリカ諸国の争奪戦が起こっているわけです。

 地理的フロンティアが無くなってしまったら、資本はどこに向かうのでしょうか。

 それは世代間搾取や同世代の雇用格差など、植民地時代に同じ民族を敵対させ、支配者と雇用者に仕立て上げ、元締めとして利潤を上げたことと同じことをしようとします。

 それどころか、原発建設などは永遠とも思える何千年何万年にも渡って未来の人々を搾取する方法でありましょう。

 遅ればせながら視察した外国で、この事に気づいた元総理は必死になって食い止めようとしています。

 氏は年齢を経て、政治家の歴史的役割とは何であるか、ということにも気づいたのでありましょう。

 最初に書いた「我われの社会生活そのものが原因の災害」は、これらの問題が解決されて初めて減少方向に向かうものと思われます。

 さあ、これらの問題を根本的に解決する方法はあるのでしょうか。

 あります。理論的には簡単です。

 世界の資本が協調し合い1つになっているのですから、世界の国々も1つになって対抗すればよいのです。

 つまり、世界政府ですね。

 夢のような話と思わないでください。

 資本とは概念でしかありません。ビットコイン問題でお解りでしょう。

 国の保証があれば何のコインでも通貨ですが、資本は既に国を超えたところにあるのですから。

 そしてまた、国というものも概念でしかありません。

 インドの一部がパキスタンになり、パキスタンの一部がバングラデシュになり、最近ではクリミヤ地方がウクライナからロシアになったりしています。

 これらには民族紛争がつきものですから、軽々しくは言えませんが、日本でもパロディーとして、永六輔による佐渡ヶ島独立運動や、井上ひさしによって東北の寒村が吉里吉里人国として日本から分離独立するという話がありました。

 これらはIT社会以前の話ですから、あくまでもパロディー、敬意を表してオマージュでありましょう。

 ところが、現代ではビットコインでお解りのように仮想は現実として構築できるのです。

 信じる人が少ないか多いか、が仮想と現実の違いと言ってもいいでしょう。

 国とか資本とかは概念ですから、その程度のものでしかありません。

 その程度のふんわりとした考えで世界政府の足掛かりになるには日本が最も適していると思います。

 何といっても平和憲法があるし、資本主義は世界に先駆けて行き詰っているし、侵略戦争はできないし、人的資源は腐るほどあるし、そして何よりも誰かが音頭をとれば一斉にそちらを向く国民性を持っているのですから。

 考えるヒントとしていかがでしょうか?

 後半の話が大分くだけてしまいましたが、現代は封建主義と資本主義が入れ替わった500年前と同じ状況に直面しています。

 500年ごと、1000年ごとに襲ってくる大津波は自然界だけではないのです。

 我われ自身が社会システムの根幹を変革しなければ、誰もやってくれる人は居りません。

 社会科学やIT工学を学んだ若人よ! 何主義でもよいですから、平和で幸福な世界を作ってください。


1 国土
 国土
 国土も国境も概念
コメント
この記事へのコメント
私にはチョッと難しすぎてお答えできませんが、経済が悪くなると人間の心に余裕がなくなります。

すべて損か得かで物事を考えると、心でつながる事は難しくなります。

これからもっともっと、犯罪の凶悪化と低年齢化、儲けるための過酷な労働ななどで安全面はますます保障されなくなります。

信じられる人間を探すのは本当に難しくなりました。

相手を警戒してお付き合いするような世の中が、始まっているような感じがします。

そんな事を思っている自分がまたカナシイ・・・。
2014/04/24(Thu) 17:59 | URL | hana | 【編集
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