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 9/23、銀座王子ホールの米川幸余ピアノリサイタルに行ってきました。

 銀座王子ホールは銀座三越裏の王子製紙本館ビルにあります。

 もとは小さな建物が数多くあったところなのですが、整理されて王子製紙本館ビルになり、その2階にメセナとしてクラシック用小ホールが造られました。

 大ホールよりも小ホールの方が、音がまとまってクリアーに聞こえます。

 この王子ホールは、残響は多分1秒以上あり、それが原音に輝きを加えているのですが、けばけばしさがなく艶消しの漆のように控えめなので、雅楽や民族音楽にも適しているでしょう。


 米川幸余さんは今回、メトネルの作品を中心にしました。

 メトネルはドイツとロシアのロマン派の要素を合わせ持った孤高の作曲家です。

 1880年 モスクワの生まれですから、少しはロシア民族派の影響を受けていますが、それほど強烈なリズムやハーモニーは使わず、ロマン主義に徹しました。

 新しいドイツピアニズムを修められた米川さんには最良の自己表現対象でありましょう。

 ハーフペダル(左ペダルを微妙に踏む)で多彩な色を使い、ソステヌート(中央ペダル)も、すこぶる有効に使って残心(斬新ではない)を表現していました。

 ロシア的エクスプレッションで前を、フランス的なドイツセオリーで後を固めた好ましい演奏です。

 アンコールもメトネルが中心でした。

 米川さんはつくば市在住、茨城空港も利用しているようです。

 茨城の方、応援してあげてください。


1 王子製紙本館ビル
王子製紙本館ビル

2 王子ホール入口
王子ホール入口

3 王子ホール
王子ホール

4 招待状
招待状

5 プログラムより
プログラムより

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