FC2ブログ
            琉球独立論  
          琉球民族のマニフェスト

   松島泰勝              バジリコ株式会社



 琉球独立論は「田勢康弘の週刊ニュース新書」でも取り上げられました(テレビ東京、土曜日11:30)。

 近年、いわゆる居酒屋独立論ではなく、歴史・理念・政治経済・国際関係など多角的な視点から考察する真の琉球独立のための動きが起きています。

 沖縄は、どう見ても日本とアメリカの二重植民地ですから独立運動が起こって当然でありましょう。

 そのためのバイブルとも言えるものが、この本です。

 「沖縄」は植民地名、「琉球」は600年もの間使われた独立国名とのこと。


1 琉球独立論


 皇居や伊勢神宮や京都の上空を日常的に米軍機が訓練をしているのを日本人が目にしたらどうでしょう。(7頁)

 薩摩藩の干渉下にあった19世紀半ばにおいても、琉球王国はアメリカ、フランス、オランダと修好条約を締結していました。中国だけでなく、欧米諸国も琉球を独立国家「琉球王国」として承認していたのです。(9頁)

 およそ国家というものは、全国民に対して平等に、福利の源泉として存在していなければならないはずです。しかしながら、日本という国においては、この全国民の中に琉球人は含まれていない。
 琉球が日本国の一部であることによって多くの犠牲を背負わされるのであれば、自らの国家をつくるという選択肢を琉球人が真剣に考えても当然なのではないでしょうか。(96頁)

 様々な意味で、スコットランドの独立運動を琉球にあてはめることはできません。それにも関わらず、敢えてここで紹介したのは、スコットランドのように恵まれた現状にあっても、言語をはじめとする自らのアイデンティティを「独立国家」というかたちで表現したいという民族的希求があるということを指摘したかったからです。(134頁)

 欧州地域では、スコットランドだけでなく、スペインのカタルーニャやバスク、ベルギーのフランドル等においてもそれぞれの国会の中で独立の現実が論じられるなど、民主主義制度の手続きを経ながら独立運動が展開されています。琉球も、世界の動きに目を凝らし、それらの運動と連携しながら独立への道を歩むことができるのです。(134頁)

 中国の侵略は現時点で仮説にすぎませんが、現在ただいま琉球は日米両国の植民地下にあるということです。(167頁)

 現存する主権国家において、武装自衛権と交戦権は極めて重要な主権であるとされています。しかし、琉球国はこの主権を完全に放棄すべきだと私は考えています。のみならず、どのような大国にも安全保障を委託しない。あえていうなら、全世界の国々にそれを委託する。そのような在り方の国家を目指すべきだと考えています。「主権国家」から「国際国家」へ。それは、もしかすると戦後日本がなり得たかもしれない新しい国家像といえるのではないでしょうか。(232頁)



2 目次
目次

3 目次
目次

4 110頁
110頁
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック