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      人間というもの

司馬遼太郎         PHP研究所


 本は大きく分けて通読するものと、どこから読んでもよいものに分かれます。どこから読んでもよいものは忙しいときや、旅行のときなどに適していますが、内容がバラバラであまり印象に残らないことが欠点かもしれません。詩や随筆や短編集などが、それにあたるでしょう。
 この本は司馬遼太郎の作品のエッセンスだけを取り出したものですから、どこからでも読める本にあたるのですが、ある程度読み進めるとしっかりと心に残ります。それは章立てを大きく6つに分けて内容の同一化を計っているからでしょう。しかも生活の目安や日常の指針や人生の何たるかを、しっかりと説いています。
 このような本を出版することを誰が考えたのでしょうか。思わず「いい仕事をしていますね」というセリフがでてきてしまいます。間違いなく売れるでしょうが、もとの作品の売れ行きに影響はないのでしょうか。
 余計な心配はともかく、この本は、読み終わってからも手元に置いて放せなくなってしまうほど引きつける力を持っています。
 これほど、心を安らかにし、人生を豊かにしてくれる本はめったにありません。


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コメント
この記事へのコメント
いいですね!

司馬遼太郎の本は1度も読んだことがありませんがネットで注文して読んでみたいと思います。
2015/12/16(Wed) 09:23 | URL | hana | 【編集
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