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       大きな妄想と小さな現実

 今日、5月5日はこどもの日、朝日新聞1面を見てみると、子供人口減少の記事が小さく取り上げられ、アメリカ大統領候補トランプ氏の記事が大きく取り上げられている。人はだれでも現実には目を背け、妄想の世界に逃げ込みたいからであろう。
 しかし本来は、妄想には目を背け、現実の世界をはっきりと見極めなければならないのだが。

 トランプ氏に似た妄想人間は日本にも多い。O坂ISの会のリーダーは「6人の大阪府議でスタートし、5年でここまで来た。同じ加速なら5年後には衆議院で過半数まで行けるよ」と言い放った。東京都の前最高権力者も途中まで、この方と同じ道を歩んだ。今の都の最高権力者も自分は選ばれた特別な人という妄想に取りつかれているのだろう。スノーボードなどのアスリートが薬物に手を出したり、プロ野球の選手などが賭博に手を染めたりすることも、自分は特別な人間なのだから許される、との思い込みに違いない。単なる確率の問題を特別なことと思い込んでしまう妄想人間である。確率は枠をどこに置くかで結果は全く違う。地球の存在自体が、宇宙を枠にすれば何兆分の1、その中で人間が発生する枠は何兆分の1×何兆分の1なのだ。
 悪いことに妄想は妄想を産み、瞬く間に伝染する。その最悪の結果が戦争であろう。私が現実に知っているベトナム戦争がそうであった。時のアメリカ政府首脳が恐れたのは、みな妄想であったことが今、はっきりとわかる。それ以前の戦争も皆そうであったにちがいない。過去に溯らなくても今、現実にあるISは妄想の固まりである。
 気になるのは ISとO阪ISのベクトルが似ていること・・・。

 しかし、救われるのは27面の「核なき世界 カナダから」と「サーロー節子氏 国連部会で演説」の記事である。そこには、はっきりと現実を見極めて子供たちに責任を持つ姿勢が見て取れる。
 放射性物質の半減期は10万年、その間の子供たちに最悪の重荷を、これ以上押し付ける権利はだれにもないのだから。

 改めて第1面を冷静に見てみる。
 後になって振り返れば、クリントンさんが圧倒的な差をつけてアメリカ初の女性大統領となり、トランプ騒動は一時の妄想であったことが、はっきりするだろう。
 そしてそれよりも、子供人口減少の問題が大きく取り上げられるに違いない。
 「保育園落ちた 日本死ね」といったお母さんがいるが、あと10万年たっても日本は生きているだろうか。

 妄想は小さく、現実は大きく目を見開いて・・・。


1 朝日新聞5.5第1面 
朝日新聞 5月5日 第1面

2 子ども1605万人 35年連続で減少
子ども1605万人 35年連続で減少

3 「核なき世界」カナダから
「核なき世界」 カナダから
コメント
この記事へのコメント
人間は現実にトップになれないと思うと過激な事を言える。

民主党も政権をとるまでは立派なことを並べたが、イザ政権を取ったら最悪な状態で次には惨敗。

アメリカも何かやってくれそうだと期待した人物が最悪にならないように、賢い人間であることを証明して欲しい。

母親が働ける状態を整えないで「女性が働ける輝いている社会に」なんて言っても、保育園を作ろうとすると「子供の声がうるさい」などと私たちの年代の人達まで反対する。

「子供は宝だ」と言いながら現実になると反対。

自分たちの年金は子供の数で決まるのに?

どうなっているんだろう。

今の日本、人間がオカシイ。
2016/05/10(Tue) 17:31 | URL | hana | 【編集
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