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 今日 9/03、朝日夕刊1面に「死刑廃止 日弁連が宣言案」との記事が出ています。

 これまで死刑囚のやり直し裁判が決定されるたびに、無実の人が死刑になったことがあるだろうな、と思っていました。

 それだけでなく、朝日新聞俳句時評の中川死刑囚のように罪を悔いつつ俳人として業績を重ねている方もおります。

 このように私たちは、いろいろと理由を考えてしまいますが、先進国の考えでは理由なしで「犯罪者にも基本的人権がある」とのことで一致しているのでしょう。

 5年前にノルウェーで起きた77人無差別殺人の犯人の扱い方などをみると、そのことがよくわかります。

 「犯意は病気、罪はその結果。治る場合もあり、治らない場合もある」と思えばわかりやすいでしょうか。

 「罪を憎んで人を憎まず」ともいいますね。

 これらの考え方は一朝一夕に形作られたものではなく、国や地域が細かく隣接しているヨーロッパにおいて何世紀にもわたって積み上げられてきた慣習や道徳が発展したものにちがいありません。

 中島誠之助氏の書かれた「微笑み」というエッセイには、日本人にはとても真似のできないヨーロッパの道徳が書かれています。

 これらの高度な道徳、そして融和への努力が死刑廃止にまでつながっているのかもしれません。

 ということで、北欧諸国と比べてみると、死刑制度に関して日本は後進国であることがよくわかります。

 死刑制度だけではなく、男女雇用機会均等・同一労働同一賃金などは国連機関から是正を求められて、やっと動き出し、原発事故被害者救済・拉致被害者救済などは特に是正を求められていても、なかなか進みません。

 日本の人権問題は山積み。

 とても、先進国とはいえますまい。


1 死刑廃止 日弁連が宣言案
朝日夕刊9.03死刑廃止 日弁連が宣言案1

2 死刑廃止 日弁連が宣言案2
朝日夕刊9.03死刑廃止 日弁連が宣言案2

2 俳句時評 8.29
朝日俳壇歌壇8.29俳句時評

4 「美女という災難」より「微笑み」1
「美女という災難」より「微笑み」1

5 「美女という災難」より「微笑み」2
「美女という災難」より「微笑み」2
コメント
この記事へのコメント
無実の人の死刑判決
 死刑制度で一番問題なのは無実の人が誤って死刑判決を受けて死刑が執行されることだと思います。最近、死刑判決が間違っていたとして袴田巖さんが釈放されていますが、長い間の死刑の恐怖から今でも体調を崩しています。名張葡萄酒事件では奥西勝さんが無実なのに死刑判決を受けて最近獄死されました。あまりにも多い誤った死刑判決の問題をみんなで考えていかなけれなならないと思います。
2016/09/05(Mon) 22:01 | URL | 小野瀬壽 | 【編集
無実の罪で死刑囚になった方は本当に残酷ですが現実に何の理由も無く欲望の為に殺された人はそんな簡単に死刑廃止なんて気持ちになりません。

私は首を絞められたあの時のことは50年たった今でもウナサレ一人で家にいることは恐怖です。

そのため犬・猫を飼っていますが私から動物を切り離さないでといっています。

本人も家族も死ぬまで苦しみます。

加害者の気持ちも知って欲しいです。
2016/09/06(Tue) 20:48 | URL | hana | 【編集
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