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     村上春樹 雑文集

     村上春樹      新潮社


 村上春樹、初期のエッセー集です。エッセー集に雑文集とタイトルする作家はめったにおりません。それだけ、自信があってのことでありましょう。

 毎年10月になるとノーベル文学賞の候補者として騒がれますが、今年の受賞者はボブ ディランでした。歌詞の内容だけならば、ボブ ディランよりもサイモンとガーファンクルの方が文学性はあると思うのですが、それだけでなく、影響力とか売れ具合も評価されるのでしょう。

 村上春樹も本人が言う通り、ドストエフスキーやカフカと比べれば文学性は劣るでしょうが、影響力とか売れ具合に関しては十分だと思われます。まあ、その点では五木寛之などもおりますが・・・。

 代表見本として選んだ「違う響きを求めて」を読むと経歴や文体・小説に対する考え方が良く分かります。

 音楽に対して造詣の深い作家は、ほかにも百田尚樹村上龍・ジェームス三木、それに前出の五木寛之など数多くおりますが、ミュージシャンと同じような感覚を持った方は初めてのような気がします。

 できれば、ファンタジックなものばかりでなく、真のノーベル賞作家ロマンロラン作ジャンクリストフのような骨太の作品を期待しているのですが、私は古くて時代錯誤なのでしょうか。


1 村上春樹 雑文集
村上春樹 雑文集

2 違う響きを求めて1
違う響きを求めて1

3 違う響きを求めて2
違う響きを求めて2

4 違う響きを求めて3
違う響きを求めて3
コメント
この記事へのコメント
村上春樹は読んだことありません。

五木寛之は大好きなので新刊が出ると買い、持ち歩いていました。

この頃はそれさえしません。

仕事も遅く終わると疲れて食事を作るのが精一杯、読む暇がありません。

毎日追われているよう。

予定をこなすのでいっぱいです。
2016/12/13(Tue) 19:21 | URL | hana | 【編集
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