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 年末年始の新聞を自宅に戻ってから、ゆっくりと読み返していると、元日の「ジャズ百年 名盤で行こう」という記事が目につきました。

 今年はジャズのレコードが制作販売されて、ちょうど100年とのこと。

 歴史の「史」は書かれた物・記録された物のことなので物証主義であることは裁判にも似ています。

 音楽の記録方式でレコードに勝るものはないでしょう。

 楽譜に記録されたジャズは1914年のWCハンディー作曲セントルイスブルースが最初と言われています。

 ジャズ以前にもラグタイムという音楽があり、ピアノ譜が出版されていました。

 クラシック音楽の形式やハーモニーと黒人音楽のリズムが融合したもので、かなりジャズに近いのですが、もう1つジャズの大切な要素であるアドリブが前面に出てこないので、やはりジャズとは言えません。

 これらの音楽はいずれもアメリカ西部開発の拠点とし発展したセントルイスで流行したものです。

 最初に入植したのはフランス人でルイ9世にちなんでセントルイスと名付け、フランス通貨のディクスが通用する地域をデキシーランドとも呼びました。

 そのセントルイスでは1904年に万国博覧会が開かれ、会場ではラグタイム作曲家でピアニストのスコットジョプリンが人気を博していたそうです。

 その流れがジャズをも巻き込み世界的な奔流になっていったことは言うまでもありません。

 スコットジョプリンが1902に作曲した代表作「エンターテイナー」は1973年に映画「スティング」で使われ、復活しました。

 これらはみな記録に残っているものばかりですが、ジャズ以前にも、ラグタイム以前にも、記録に残されていないものが演奏されていたことでしょう。

 それにしても、19歳でプロミュージシャンになって50年の私が、100年の半分の歴史にわずかにも触れていたことに気づき、あらためて驚きました。

 ミュージシャン用語でいうクリビツテンギョ(びっくり仰天)です。


1 朝日新聞1.1「ジャズ百年 名盤で行こう」
朝日新聞1.1「ジャズ百年 名盤で行こう」
コメント
この記事へのコメント
納得 納得!です。

ジャズのサウンドが好きで、ビックバンド(アマチュアの)を時々聞きに行きます。

高校時代 市村さんたち音楽仲間の活躍でジャズに魅了されました。
2017/01/08(Sun) 11:21 | URL | yukiyanagi | 【編集
すみません。

ジャズは全然わかりません。
2017/01/10(Tue) 17:10 | URL | hana | 【編集
クラシックはジャズの原型…2・3日前新年のコンサート、二十五弦ets.…私のお気に入り…リベルタンゴ…聴きました。ジャズ大好き(*^-^*)
2017/01/10(Tue) 22:52 | URL | y.A | 【編集
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