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 東京新聞1.16筆洗に80年前のジャズプロテストソング「奇妙な果実」とトランプ次期大統領について書かれています。

 ジャズは音楽的にも文学的にもブルースが発展したものなので、もともと抵抗精神は持っていました。

 ブルースは「ヨイトマケの歌」のように単純な旋律や和音の上に言いたい放題の歌詞を誰でもつけることができたのです。

 それらが整理され、ラジオから流れてきても違和感はなく、しかも、分かる人には分かってもらえるようになった歌が「奇妙な果実」だったのでしょう。

 そのような手段は後にも続き、チャーリーミンガスの「直立猿人」などは、歌詞はなく、演奏だけなのですが「人間はみな同じ、差別は無意味」と素直に納得できる表現がなされています。

 また、ルイアームストロングが歌って世界的にヒットした「この素晴らしき世界」(What a Wonderful World)はベトナム戦争の反戦歌でした。

 でもフォークソングのような反戦の匂いは全くしませんね。

 あの頃は「日本ジャズメン会議」という任意団体があり、「ベトナム反戦ジャズコンサート」を何回も催していましたが、それらも、反戦臭さはなく、淡々と演奏を続けるものでした。 

 ミュージシャンたちはプロバガンダをジャズに縫い付けると似合わないことをよく分かっていたのでしょう。


1 東京新聞2.17筆洗
東京新聞 2.16 筆洗
コメント
この記事へのコメント
昔から黒人差別はあって同じことの繰り返しでどうにもならない。

スポーツは断然黒人の人のほうが優れているし、体は丈夫だし、力は有りそうだ。

人それぞれ長所短所あって、白人だけが偉いわけでもない。

おかしいと思うのが普通なのに?

金子みすずの詩にみんな違ってみんないい・・・と

意味は違うけどみんな同じって考えられないのかな~

こんな単純な話じゃないのかも。
2017/01/24(Tue) 18:33 | URL | hana | 【編集
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