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1 kouzu
 六華仙コンサート2011に行ってきました。


2 ご挨拶

 上記、「ご挨拶と進行のご説明」通り、すこぶる盛り沢山、それぞれの方々がリサイタルで集客可能な一騎当千の演奏家ばかりでした。

 神津さんは、このコンサートは音楽会というよりも年に一度のお祭りです、と何回かおっしゃっていましたが、正に「六華仙フェスティバル」というべきでしょう。

 三舩優子さんが「中々首を縦に振らなかった」理由は、間違ったように聞こえるパロディー版のトルコ行進曲を弾いたからです。

 でもそれはトルコ音階を使用した高度なパロディーで、モーツァルトもびっくりするようなアレンジ、さすが神津さんおススメの作品でした。

三舩(みふね)さんはNHKの「週刊ブックレビュー」でも、その才色兼備ぶりがご覧になれます。

 ビオラの川本嘉子さんの演奏スタイルは、まるで女座頭市、近づいたら弓で、たたっ切られるような感じがしました。

 それでいて、豊かな低音と安定した高音、歌いに歌う中音域を自在に操るのです。

 特にアランフェスの出だしの部分は胸が、かきむしられる思いがしました。

 高橋薫子さんに変わった曲を無理に歌って頂く、とは「ゆりかごの歌をカナリヤが歌うよ~~」でした。

 伴奏がメロディーと無関係のアトランダムな音で出来ているので現代音楽の素養がある方でないと歌えません。

 それを、日本的な潤いを帯びたソフトフォーカスベルカウント唱法ともいうべきソプラノで完璧に歌いあげました。

 私の音楽体験では始めてのお声です。

 「ハンガリアンラプソディNO2」の特別バージョンとは中間のカデンツァ部分に3人のソリストが出てくるものでした。

 一人目はビオラの川本嘉子さん、二人目はピアノの三舩優子さん、三人目はなんと、ジャズトランペットの日野皓正(てるまさ)氏、コンサートキーCmで得意のポルタメント奏法を駆使し、情念をえぐり出すようなアドリブが成され、万雷の拍手を得ました。

 アンコールは日野ファミリー(ご子息のエレキベース賢二さん他)を中心に、なんと、神津さんの二人のお孫さんが出演するという心温まる演出です。

 女のお孫さんはヒップホップダンス、男のお孫さんはロックンロールドラム、それぞれが見事なもので、将来の楽しみが一つ増えました。

 終曲は、今年お亡くなりになられた方々へのレクイエムです、との言葉から静かに始まりました。

 六華仙の、爽やかでいて温かみのあるコーラス入りの音の波が、オーディエンスの心にひたひたと染みわたって行くのが目に見えるような演奏でした。

 最後に言うべきことはスタッフの方々の連係プレイの素晴らしさです。

 アドリブ的な構成を適確に判断し、きっちりとサポートする能力の高さ、さすがは名ディレクター森啓氏の育てた人材です。

 特にPAミックスのバランスの良さには感服しました。

 私がコンサートに必ず持参する三種類の耳栓も使わずじまい、心地よく過ごすことができました。

4 合掌

3
 参考(六華仙コンサートとは関係ありません)
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