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 エッセイストの辰濃和男さんが亡くなりました。残念でなりません。

 エッセイストがノーベル文学賞に選ばれるとしたらこの方をおいて他には考えられないでしょう。

 13年間の朝日新聞コラム天声人語は社会的なムーブメントになりました。

 受験生にとって必読だったのです。

 現代国語は天声人語から出題されるゆえ。

 執筆者が変わったら、それもなくなりました。

 辰濃和男さんは体言止めを使いません。

 体言止めは新聞記事のように字数制限のあるものによく使われます。

 それをあえて使わなかったことが文章の品格と奥の深さを醸し出していました。

 題材も殺伐としたものは選ばず、「極上の美学」に叶ったものだけにしています。

 執筆者が変わったとたん、題材は何でもありに、文章はぶつ切りになってしまいました。

 この辺りから朝日新聞全体の評判が良くなくなってきたような気がします。

 本多勝一さんなど、名記者が定年退職したこともあったのでしょうが。


1 辰濃和男さん死去1213 朝日新聞 38面
辰濃和男さん死去12/13 朝日新聞 38面
コメント
この記事へのコメント
朝日新聞を取っていないので今は読んでいませんが天声人語は知らない人はいないくらい有名です。

素晴しい才能が次々いなくなられて深みのあるものが失われていきます。

悲しいです。

ご冥福をお祈りします。
2017/12/18(Mon) 17:22 | URL | hana | 【編集
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