FC2ブログ
 俳人の金子兜太(かねことうた)さんが亡くなられました。

 秩父に生まれ、水戸で青春時代を過ごした方です。

 旧制水戸高校で俳句の師に恵まれたことが彼の一生を決定しました。

 水高には寮生が自戒と警世の意義を込めて毎朝交替で鐘を撞く伝統があったそうですから、兜太さんの生き方はここで育(はぐく)まれたものでありましょう

 理不尽で横暴な権力者に対しての歯に衣着せぬ物言い、そして身を挺しての行動は余人の及ばぬものでありました。

 朝日新聞紙上の選者としての長年の働きによって俳句の方向性を変えたとも言えるでしょう。

 ともすれば、当たりさわりのない花鳥風月的なものから、実生活から飛び出してきたもの、社会性や政治性を深く追求したものを良し、としました。

 既成作家とのテレビ番組でのやり取りは胸のすく思いがしたものです。

 永遠の青年、金子兜太さん、いつまでも忘れません!


1 221 朝日新聞 1面
2/21 朝日新聞 1面
コメント
この記事へのコメント
水戸市の保和苑にある金子さんの句碑
 惜しい方が亡くなられました。戦争の悲惨さを訴え平和のために貢献された方でした。2月21日に水戸市の保和苑に行くと金子さんが水戸高等学校の学生の時に作った俳句の句碑がありました。句碑には「白梅や老子無心の旅に住む」と刻まれています。
2018/02/22(Thu) 08:34 | URL | 小野瀬壽 | 【編集
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック