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 コルトレーンの新作発見のニュースがテレビや新聞で報道されました。

 ジャズサック奏者のジョンコレトレーンは画家で言えばピカソに当たる人物です。

 現代ジャズを切り開いた先駆者の上、未だに彼以上のミュージシャンは現れていませんから。

 ジャズの命ともいうべき先進性・社会性・芸術性はもちろん、宗教性まで取り入れた不世出(ふせいしゅつ)の天才です。

 コード進行に行き詰ったモダンジャズをモードの世界に導きました。

 モードとはドレミファソラシド以前のグレゴリオ聖歌などで使われた音列です。

 それに合わせてピアノのマッコイタイナーはコード以上の音の積み重ねを考え、ドラムのエルビンジョーンズはリズムよりもタイム感覚を重視、つまり歌うドラミングを開発、ベースのジミーギャリソンは驚異的なテクニックでルートをキープしながら高音でアドリブをとるなど、他の3人も、それぞれが新しい奏法を確立しました。

 この3人の分野も、それ以上の後継者が育ったとは言いにくいので、唯一無二のカルテットと言えましょう。

 そういう意味では程度の違いはありますが、ビートルズに例えるとわかりやすいかもしれません。


 コルトレーンは私が銀座の「白いバラ」専属中に初来日をしました。

 先輩方はトラ(エキストラ)を入れてコンサート会場に向かいましたが、駆け出しの私にはそれが許されません。

 また次の機会に、と思っていたら帰国後、間もなく麻薬中毒で亡くなってしまいました。

 その時のくやしさと言ったら、もう・・・。

 今でも思い出します。


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6/9 朝日新聞夕刊4面 コルトレーン 絶頂期の音を今
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