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 朝日歌壇俳壇の掲載が月曜日から日曜日に変わったので、ゆっくりと読めるようになりました。

 選者はそれぞれ豊かな知性と教養の持ち主で、当代一流の歌人や俳人たちです。

 その中での微妙な個性の違い、時には極端な個性の違いが表れることが、おもしろくてなりません。

 7月1日版の永田和宏選は、なんと、結愛ちゃんを歌ったものが1首目から6首も連続しています。

 そうかと思えば、全く無視している方もいるし、1首目だけに採った選者もいます。

 花鳥風月もよろしいのですが、弱者の心に寄り添うことは、やはり経験者でないと難しいのでしょうか。

 長谷川櫂選も1句目や6句目に見られるように反戦平和を支持し、弱い者の味方です。

 優先順位を見るだけで、その選者が、何を経験してきたのか、何を考えているのか、が、わかってしまいますね。

 短歌俳句は作るのも難しいけれど、選ぶことはもっと難しい、ということが、よくわかりました。


1 朝日新聞 71 朝日歌壇俳壇
朝日新聞 7/1 朝日歌壇俳壇
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短歌を投稿した人の想いを考える
永田和宏さんが選んだ六首はどれも心を打つ短歌です。「ひらがな」「ゆるして」「五歳児」「細き体」などの言葉が印象的です。六首採用した永田さんには敬意を評します。今年の2月に出版された朝日新聞出版社の永田さんの短歌入門書に「歌にとって最も大切なのは言葉をあなたに託す気持ち」と書いてあったのを思い出します。今回の六首を見て永田さんは「投稿者から託された」と思ったのではないかと私は推測しました。短歌を投稿する人よりも朝日歌壇の選者はたいへんだなと思いました。
2018/07/08(Sun) 14:54 | URL | 小野瀬壽 | 【編集
短歌を読むとその人の人物像が想像できます。

初めて小野瀬さんお会いした時小野瀬さんの歌を読んで想像していたとうりの人でした。

優しい心の温かい人です。
2018/07/10(Tue) 16:51 | URL | hana | 【編集
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