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 4K8K放送が始まったことをNHKも民放も大々的に宣伝しています。

 一般家庭ではこれまでの2Kの画面で十分だと思うのですが、科学や芸術を志す者にとっては朗報でありましょう。研究や実験の手順を確認したり、美術や映像の試行や制作には最適ですから。

 ただ、これまでの2K放送も含めて放送現場の方に、ぜひ止めてほしいことがあるのですが。

 それは顔のドアップです。人を撮っているとき、必ずといっていほど途中からグンとアップしますね。オデコからアゴまでが画面いっぱいに、ひどいときには顔の部品ひとつ1つが超アップに。
 これが気になって仕方ありません。

 演技中の美人女優や競技中のアスリートならばそれもよいでしょう。ところが多いにしてワイドショーなどに出てくる近所のおばさんまで。
 悪いけど知らないおばさんの毛穴まで見たくないし、鼻の穴まで覗きたくはありません。
 これはひとえに現場のカメラマンが腕の見せ所だと思ってガンバリ過ぎるせいだと思います。

 顔のドアップに違和感を持つのは次のような歴史的な事実があるからでしょう。

 かつて日本人は、まじまじと相手の姿を、ましてや顔を見ることは失礼にあたるとしてきました。それは不審者や敵対者を確認する行為となるからです。ですから、伏し目がちに、それとなく視線を下げることが好ましいしぐさでした。自然的に相手の胸のあたりを見ることになりますね。ですから、私を含めて多くの方は人の顔を直視することに、今でも慣れることができません。

 ゆえに、上半身の画面だと安心して見ていることができるのです。業界用語だとバストショットというのでしょう。

 ところが、現場のカメラマンはアメリカ的技術教育を受けた方が殆どですから、絶対に視線を外しません。相手の目はもちろん、鼻の穴まで覗きこまないと気が済まないのです。
 リアルに、リアルに。リアルでありさえすればいいという考え。

 でも、リアルということは「あからさま」ということ。

 「あからさま」はもっとも「はしたない」こととされていました。

 4K8K放送が普及したらどうなってしまうのでしょうか。


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4K8K放送に物申す
コメント
この記事へのコメント
私も顔に自信がないのでアップは嫌

大体の人は素顔は見られたくないのでは

私は殆ど化粧しないので素顔が嫌だというより見られる自信がありません

皆さん綺麗な方を見たほうが楽しいでしょうし気分もいいのでは・・・
2018/12/11(Tue) 17:57 | URL | hana | 【編集
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