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 歳時記に「淑気」(しゅくき)という季語があるのをご存じでしょうか。

 除夜の鐘は「喧騒はこれまで」と何もかも帳消しにして街の空気を入れ替えてしまいます。
 そして、強引にやってくる正月。

 子供のころは、お正月が来るのを指折り数えたものでした。~もういくつ寝ると~お正月~と。
 ところが、いざ正月になってみると大いなる退屈が待っています。

 お雑煮を食べると、もうやることがありません。
 外に遊びに出かけても人っ子一人おりません。
 駄菓子屋の一心亭も堀田屋も開いていません。
 しかたなく家に帰ってひとり遊びをするしかありません。
 
 それが「淑気」でした。「淑」は「しとやか」のこと。

 ところが今では元日からハンバーガー店・ドーナツ店・フライドチキン店などがオープン。コンビニに行けば何でもあります。
 これらは、すべてアメリカ流の商法でアメリカ文化。何百年も続いていた日本文化の「淑気」は一掃されてしまいました。

 日本だけではありますまい。
 「淑気」はもともと漢詩の言葉で中国の文化なのですが、おそらく、中国でもアメリカ資本による文化破壊が進んでいることでしょう。
 その中国も現在、アフリカ諸国に進出し、臆面もなく文化破壊を続けています。
 そういう日本も、カラオケなどで中国や東南アジア諸国の文化を破壊。
 逆に最近では中国資本が日本のカラオケ会社を買収とのうわさもあります。

 攻守入り乱れ、横取りも逆襲も平気の平左。資本主義には恥も外聞もありません。どんなに遠くても、どんなに小さくても、決して市場(しじょう)を見逃しません。
 資本主義には市場と称する未開の地が必ず必要なのです。現地の人の生活や文化など、いっさい蚊帳の外。儲かることがすべてなのです。
 ゴーンさんがやったことをみるとよく分かるでしょう。ゴーンさんは現地経営者がどうしてもできない首切りを徹底的にやりつつ、自分の腹だけは徹底的に肥やしました。
 トランプさんはアメリカだけの利益を追求し、世界中を敵に回してもかまいません。

 このように浅ましい弱肉強食の世の中に、バングラデシュの銀行家が道徳的資本主義に基づいた小さな銀行を作ることを提唱しました。
 それはグラミン銀行といいます。グラミンとは村の意味なそう。
 いうまでもなく、世界中の村々の活性化への期待が集まっています。

 考え方は日本に元々あった「三方良し」とそっくり。本来は日本がやるべきだったのでしょう。

 平和憲法を持っている日本。平和経済も確立したいものです。


1 正月に思うこと
正月に思うこと
コメント
この記事へのコメント
世の中の動きも早いけど人間の心変わりも早い

アメリカがトランプ大統領を選んだのもまさかそんなことはないと思っていた

現実になって自国本意を押し通しても支持する人がいる

自分の頭を切り替えるのが追いつかない

日本も毎日のように人殺しばかりのニュース

人間がドンドン破壊されていきそうで怖い世の中になりました

本当は人と人との温かな心の交流を欲しがっているのに・・・

悲しいね(^_^;)
2019/01/08(Tue) 19:55 | URL | hana | 【編集
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