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 資本主義と共産主義は経済システムの違いです。資本主義は個別の生産と交換の社会、共産主義は共同生産と分配の社会。これが本質的な違いなのですが、資本主義システムの権化である会社は共同生産組織であるし、共産主義でも交換のための貨幣経済が成り立っているので厳密な区別はできません。
 つまりどのような経済システムも理論的に完成されたものではなく、いいとこどりなのです。

 かつての資本主義はあまりにもあからさまで、帝国主義といわれ、発展途上地域を植民地にしたり、その後も経済的侵略を続け、属国のような扱いをしていました。今では主権を認め、ODAなどの援助をし、国民感情を考慮しながら徐々に体制を変えていくやり方にになってきています。

 さて、下の朝日新聞記事を読むと、そのように資本主義も、これまでにいくつかが淘汰され、そのたびごとに新しい体制に更新されたように思われますが、実はそうではなく原点に戻るだけのこと。すなわちそのたびごとに弱肉強食の資本によって新しい市場(しじょう)が食い荒らされただけのことです。

 ところが残されたただ一つの市場であったアフリカが中国資本によって席巻されてしまい地球上に市場という僻地が無くなってしまいました。

 さあ、僻地が無ければ増殖できない資本はどうしたらよいのでしょうか。そこで目につけたのがAIなのでしょう。AIは僻地だけではなく、あらゆる場所あらゆる空間で使われる社会システムです。つまり人間が生きていく限り使わざるをえない水や空気のようなものになることでしょう。それに資本が食らいつくのですからこんな恐ろしいことはありません。

 ゴーンさんのような首切り名人ではなく、グラミン銀行創立者のような方が現れることを願っています。


1 129 朝日新聞16面「新しい資本主義」
1/29 朝日新聞16面「新しい資本主義」
コメント
この記事へのコメント
私達が子供の頃漫画で見た世界が今現実になっている事を思うとこれからの10年20年後はどんな世の中になっているのだろう

人間とロボットが逆になっているかも知れない

自分達で作ったロボットに支配されているかもしれない

怖い世の中になるね~
2019/02/04(Mon) 20:09 | URL | hana | 【編集
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