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 平成が、もうすぐ終わることになって、この30年を振り返る報道が数多くなされています。

 今日2月27日の朝日新聞には「はまり込んだデフレの罠」が掲載されました。

 吉野家の牛丼とマクドナルドのハンバーガーの値段の変遷がデフレの状況を色濃く表しているとの、実に分かりやすい記事です。

 「失われた20年」は、すでに歴史に刻まれた言葉のようですが、もとはといえば「失われた10年」でした。

 それなのに現在、戦後最長の好景気を更新していることになっています。しかし、国会討論などを聞いていると、どうもそれは統計上の意図的な改ざんらしく、当てになりません。おそらく今後「失われた30年」ということになってしまうのではないでしょうか。

 ギリシャ→ローマ(イタリア)→ポルトガル→スペイン→イギリス→アメリカ→日本→(中国)

 上記は世界史上、繁栄から衰退に向かった国々です。これを見ると「盛者必衰の理」がよくわかるでしょう。

「はまり込んだデフレの罠」の結論は「次の時代、日本経済の根本課題であるイノベーション(技術革新)に取り組むしかない」とのことです。

 しかし、この道はイギリスのサッチャーさんが率先して行った新自由主義・新資本主義以来、現在中国がアフリカ諸国で行っていることをみてもわかる通り、すでに行き詰っています。

 この道はいつか来た道、盛者必衰の道。

 ではどうしたらよいのでしょう。

 フランスでは早くからモノ以外のもの、つまり音楽や絵画・映画・ファッション・料理・ワインなどに力を入れ、経済効果を高めています。これらを見学・鑑賞する人々も世界中から訪れ、お金を落としていきます。そして何よりもアメリカとイギリスがつるんで途上国に戦争をしかけようとするときに立ちふさがる国でもあります。つまり、世界から尊敬される政治的経済的に安定した平和文化国家と言えるでしょう。そして政権が少しでも反民主的なことをすると厳しくしっぺ返しをする国民性をも持っています。

 フランス文化省の予算は国防省の4分の1ほどあります。日本は防衛予算と文化費を比べたらどうでしょうか。おそらく、ばかばかしいほどの分数になると思います。何せ日本には文化省がありません。先進国でただ1つ、文化省はなく下部組織の文化庁しかない国なのです。

 さすがにこれでは恥ずかしいと思ったのかどうか、超党派で「文化省の創設を考える」などの運動が起こっているのですが・・・。


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コメント
この記事へのコメント
世の中好景気と言っていますが我々庶民は年金は徐々に減らされ物価はあがりお先真っ暗

老後の生活に不安を持ちながらささやかな楽しみをもって毎日無事でいられることに感謝しながら生きています

災害を受けた老人は本当にお気の毒

わが身に考えたらゾッとします

心に余裕のない人が増えて犯罪がどんどんエスカレート

本当に怖い国になりました
2019/03/06(Wed) 09:37 | URL | hana | 【編集
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