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 私は山登りをしていて、もうすぐ頂上というところで引き返したことが何回かあります。急に天気が崩れたり、体調が悪くなったりしたことが原因のこともありますが、何かいやな感じがする、気分が乗らない、といった理由で戻ったこともあるのです。
 せっかく出かけたのに、登山口で引き返したこともあり、さすがにその時は自分のいい加減さに嫌気がさしました。

 音楽は、厳格さの順に並べるとクラシック→ポップス→ジャズの順になります。私は、ちゅうちょなくジャズを選びました。ジャズはいい加減さを競う音楽ですから。

 宗教は最もいい加減です。神社仏閣なんでもござれ。お地蔵さんがあればお地蔵さんを、富士山が見えれば富士山を、朝日が昇れば太陽など、何から何まで拝んでしまいます。
 そのくせ、仏教理論は大好きだし、隠れキリシタンのオラショやグレゴリオ聖歌にも興味が尽きません。もうメチャクチャ。

 それでも今まで、神仏の何様かが、ちゃんと私の命を守ってくれました。
 小学校の東京遠足のとき、教えられたとおりに右を見て左を見てもう一度右を見て横断したら、オートバイにはねられそうになりました。 
 十月の穂高岳で薄氷がはった岩壁から墜落し、偶然にも途中で止まりました。
 雨の神田聖橋ぎわの交差点で2台目に並んで信号待ちをしていると、1台目の車に、曲がりきれなくて空中に舞い上がった車がドスーンと落ちてきました。

 なんやかやで、私にとっての神や仏とは、確かにあることにはあるのだが存在感の薄いもの。たとえるなら空気のようなものと思えるようになっています。

 これらのことは世界的にみると、とても珍しいことのようです。日本以外の国々では殆どが一神教で、自分の信じる神が最高神であるとし、絶対に譲りません。多くの戦争はそのためにおこることを歴史は証明しています。

 世界の人々が宗教を私のように、いい加減にとらえ、空気のような存在と思ってくれたなら戦争は半減するでしょう。

 気分が乗らないと山に登らない人が増えてくるならば、遭難事故も少なくなってくるでしょう。

 ブラスバンドやマーチングバンドを卒業した方が、少しいい加減な音楽をやる方向に行けば、日本の音楽界はますます豊かになり、音楽産業も発展するでしょう。

 いい加減がいい。いい加減でありたい。チコちゃんになんと言われようと、私はこれからも、いい加減に生きてゆくつもりです。

 「ねば」「べき」は使わない。 いい加減 = よい加減。


1 雲は最もいい加減 同じものはない 
雲はいい加減 同じものはない
コメント
この記事へのコメント
一般的に男性より女性の方がいい加減な性格です

だから嫁に行って子育てして家族の世話して雑用をこなせます

あまりに硬い考えだとノイローゼになって生きていけません

世の中うまくいくように神様はお見通しですね
2019/03/25(Mon) 18:05 | URL | hana | 【編集
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