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     森山威男 スイングの核心

  東京芸術大学    yamaha music media



1 森山威男 スイングの核心
森山威男 スイングの核心


 唐突ですが、この「森山威男」を読み、付属のDVDを見て、真っ先に感じたことは「著作権とは何だろう」ということです。

 なぜなら、この本と付属DVDには著作権料に換算したら何億円分ものものが詰まっていると思われるから。

 それらを惜しげもなしに、ただ同然で、公開することできたのは本人の天使のごとき無欲さ、東京芸術大学の芸術力の確かさ、それに、yamaha music mediaの尽力があってのことでしょう。

 山下洋輔トリオは実質的には森山威男(たけお)トリオだったのです。

 フリージャズが現代音楽と違う点はスイングすること・溜めがあること・衝動的な感情を表現すること、など。

 特に、溜めを作ることはドラマーにはなかなかできません。質の良いスイング感を表現するための必須の条件なのですが、それができるのはアメリカでもエルビン ジョーンズくらいしか見当たりません。

 ほかの2人が突っ走るのを手のひらの上に乗せて、なだめながら、より深いものを提示していく。といえば解っていただけるでしょうか。

 それらの方法が手書きの楽譜や実演、それに明快な語りで表現されているのです。

 DVDの最後に「200年後のドラマーたちに」と示されているのは「この理論は200年間使えますよ」ということでありましょう。

 その間の著作権料を考えると億では足りないかもしれません。

 真の芸術家は著作権など、頓着しないのですね。


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