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 大相撲夏場所千秋楽の「トランプ&安倍ショー」をいや応なしに見せられて、権力の横暴さを感じた人は多かったことでしょう。

 今日の朝日新聞にはミュージシャンの後藤正文さんが「この日の光景に、自分と大相撲のこれまでのつながりの、大切な何かを踏みつけられたような気分になった。同じように感じている人は、少なくないと思う。」と「占領された正面升席」に書いています。

 日本相撲協会の忖度もここまで極まると「占領された」といわれても仕方ありません。

 かつてのマッカーサー占領軍が土足で日本家屋に上がり込んできたことが思い出されます。

 日本相撲協会がこれらのことを許したのはフランスの哲学者ミシェル・フーコーのいう「下から発生する権力」の覇権でありましょう。

 日本相撲協会は率先して力士や相撲関係者、それに観客にまで政治ショーを押し付けたのですから。

 国家権力からのあからさまな支配ではなく、過度な忖度で、特定の風潮がつくられていくことは民主主義にとって非常に危険なことです。 

 先頃の九条俳句事件もそうでした。さいたま市内の公民館が「梅雨空に九条守れの女性デモ」という俳句の公報掲載を拒否したということなのですが。

 これは最高裁まで争われ、さいたま市側が敗訴し、晴れて九条俳句は公民館だよりに掲載されました。

 下級権力のへの忖度が集中され、支配層に集束され、破滅の道に進むことは戦前の歴史で思い知らされているはずです。

 まさに大堤防のモグラ穴が修復されたことになるでしょう。

 ミュージシャンの後藤正文さん、モグラ穴の指摘、ありがとうございました。


1 65 朝日新聞27面「占領された正面升席」
6/5 朝日新聞27面「占領された正面升席」
コメント
この記事へのコメント
なぜあそこまで気を使いおもてなしをしなくてはいけないの・・・

日本にお得な事があったかと頭をひねった

逆に高いものを買わせられて凄いおかしい

他国にいい顔して国内で救わなくてはいけない人達がいっぱいいるのに

政治家さんもっと身近な国民をしっかり見て真面目にやってください
2019/06/11(Tue) 18:05 | URL | hana | 【編集
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