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 きのうの朝日新聞「折々のことば」に「平和な時は、国がいのちを守ってくれて、戦争になったら国を守るためにいのちを使う、という国家生命保険には入りたくないのです」との多和田葉子さんの言葉が掲載されました。

 ここでいう国家生命保険の最も確率の良いものが自衛隊でありましょう。平常時は安穏と暮らすことができるうえ非常時でも命をとられることがありません。今までは。

 それさておき、国家的異常事態が深まるにつれて一般国民も確立が悪くなることを、この言葉は言っているのでしょう。

 戦争は国家がするものであって、一般市民が戦争をすることはできません。

 ですから、ベトナム戦争の時など、戦線を離れ、日本の民衆に保護を求めて個人にもどる反戦アメリカ兵が続出しました。

 つまり、この時点ではベトナム戦争の支持者とアメリカ国家を支持する者はイコールだったのです。

 よく考えてみると、それは平和時でも全く同じこと。積極的に国家を支持するものは戦争の支持者とみなされても仕方ありません。
 なぜなら、しつこいですが戦争は国家だけができるのですから。

 そのようなことを多和田葉子さんは易しく言い換えているのです。

 今のところ個人が国家を離れることは、どんな目的であっても許されません。

 ところが法人であるならば、それに似たことが許されています。

 グーグルやアマゾン、それに多国籍自動車製造販売組織などは限りなく国家の管理を離れたもう一つの国家とも言えるでしょう。

 特にグーグルなどは1つの仮想国家をつくりあげたといえるかもしれません。

 ですから私たちも、平和を愛する人間だけで、例えば「ピースインターナショナル」などの仮想国家をつくりあげればよいのです。

 でも、そしたらすぐに戦争大好き人間たちが「ヲーインターナショナル」を作り上げることでしょう。

 人間はどこまで業が深いのでしょうか。嗚呼!


1 615 朝日新聞1面 「折々のことば」
6/15 朝日新聞1面 折々のことば
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戦争の言葉は永久になくなりませんね
2019/06/19(Wed) 19:50 | URL | hana | 【編集
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