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 今日9月12日の朝日新聞「折々の言葉」は「学校へ毎日行くのは、中毒と同じだ」です。「成人が毎日職場に通うのも『中毒』?」とも。
 続いて「一度は考えてみたいこと」と言ってます。

 なので、一度考えてみましょう。

 中毒とは何らかの原因物質により機能障害をひき起こすことです。よく知られているのは食中毒でありましょう。私はよく食べ過ぎによる機能障害を起こします。つまり、それは食べ物そのものが原因物質になってしまうわけです。

 学校はどうでしょうか。教え過ぎによる機能障害を起こしていませんか。満腹なのに、食べろ食べろ、と強制されると食べることに嫌気が差してしまうのと同じだと思うのですが。

 私の母は、小学校程度の知識は兄弟姉妹が教えてくれてしまったので、学校はつまらなかったそうです。
 なので私には、ひらがな一つ足し算一つ教えてくれませんでした。都合で一年生の夏休みが 1カ月のびた私は10月になっても「ん」が読めなかったのです。

 そのくらいがちょうどよいのかもしれません。その後、ひもじさに耐えかねて夢中で食べるようになるのですから。

 次にゲーム中毒・SNS中毒など、現代的なものを考えてみましょう。

 これらはまとめてネット依存症といわれるようです。圧倒的に多いのはゲーム依存症。特にオンラインゲームは内容が常に更新され、際限なく続けてしまうとのこと。それゆえ、朝起きられない・昼夜逆転の生活・学校や会社を休む、加えて、ものをを壊す・家族に暴力をふるう、といった人格障害にも発展してしまうそうです。

 さて、私の孫は囲碁のアマチュア3段保持者。4段取得のために日夜、相手を求めてネット対戦で腕を磨いています。
 私は起きている間はほとんどインターネットを開きっぱなし。読書はもちろん、テレビを見たり、新聞を読んだりして疑問が出てくるとすぐ検索します。
 特に文章を書きはじめると1時間や2時間はたちまち過ぎてしまいます。

 孫や私はネット依存症ではないのでしょうか。囲碁や将棋は善でゲームは悪なのでしょうか。
 何らかの達成感を得たいという気持ちに変わりはないと思うのですが。

 知的障害の姉は紙やビニールを1センチ四方に切り刻むことが生きがいとなっています。それが終って満足したときの表情は私や孫のそれよりも生き生きとしています。
 それを見ると私は、負けた!と思うのですが。
 姉は私が文章を書き終ったときの何倍もの達成感を得ているのでしょう。

 勉強やスポーツで達成感を得ること。ゲームや非生産的なことで達成感を得ること。

 片方が善、もう片方が悪と、あなたは言いきることができますか。

 競輪・競馬・競艇などに生きがいを感じ、身を立てている方も多数いることでしょう。
 カジノを含めた統合型リゾート建設は国是となりつつあります。

 善と悪との判断は人間だけしかもっていない前頭前野という脳の部分の最も高度なはたらきといわれています。しかし、その仕組みは解明されておりません。
 それゆえ、脳科学者を始め、あらゆる宗教家・哲学者・芸術家にとって最も気になることなのでありましょう。

 善=悪。

 少なくとも達成感を求める脳の働きは一緒です。

 昨日の記事より、少しはお分かりいただけたでしょうか。


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9月12日 朝日新聞 「折々の言葉」 
コメント
この記事へのコメント
「ことば」とは面白いものですねー!
2019/09/14(Sat) 06:20 | URL | yukiyanagi | 【編集
何事もやりすぎると悪になりそうです
それによって病気になったり金銭面で人に迷惑かけたりしなければ好きなことはどんなに苦しくても頑張れる
そしてトロフィーや賞金を貰って皆に祝福されたら最高の達成感を味わうことが出来るのではないでしょうか
苦しいことをやり遂げるから胸に湧き出る嬉しさがあるので簡単に取れたら何ものこらない
続けてやり続けることが最高の達成感だと私は思いますが・・・
2019/09/18(Wed) 05:42 | URL | hana | 【編集
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