FC2ブログ
 朝日新聞夕刊によると正調五木の子守唄の伝承者堂阪ヨシ子さんが102歳で亡くなられたそうです。

 「おどまぼんぎりぼんぎり」の歌い出しを知らない方はいないでしょう。私もつい先日「歌声ソラシド」で歌ったばかりです。

 今歌われているものは古関裕而によって間延びしている部分が改良されたものですから正調ではありません。

 それにしても、自然発生の歌で歌詞とメロディーがこれほど同調しているものは珍しいでしょう。
 特に歌詞は明るいもの・現代的なものに、どんどん変えられてしまいます。

 正調をきいてみるとリズムの取り方は多少変わっていますが、メロディーはほとんど変わっていません。
 短調ヨナ抜き音階で、江戸子守唄や中国地方の子守唄と同じ音階です。ただ、江戸子守唄や中国地方の子守唄はドミナント終止なのですが、正調五木の子守唄はトニック終止になっています。この手法は中山晋平によって始められたとされているので、もし正調五木の子守唄が江戸時代からそうだったとすれば新発見でありましょう。

 いずれにしても、70番もの歌詞と、この哀愁に満ちたメロディーを練り上げた五木村の方々に敬意を表します。


CIMG0053ituki.jpg
9月14日 朝日新聞夕刊 4面
コメント
この記事へのコメント
私も民謡を30代から始めました

歌うだけで詳しいことは分かりませんが苦しいときや祝い唄など生活に密着した歌で哀愁があります

特に東北民謡は心にしみます

津軽三味線のたたきつけるようなバチさばきは雪国の厳しさを思い浮かびます
2019/09/18(Wed) 06:14 | URL | hana | 【編集
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック