FC2ブログ
 わが家前の荒川河川敷には電線が一本もありません。

 これは日本では、すこぶる珍しいことで他のどこに行っても、めったにないことです。

 例えば、あの安曇野。

 よい風景だと思ってシャッターを切ると必ず電線が入ってしまいます。

 戦国時代を醸し出す上田城にレンズを向けると、まるで蜘蛛の巣ようなものが前面に。

 その醜悪さは、まるで空にゴミくずをまき散らしたよう。

 私が16歳の少女だったら、日本中の電柱を樹木に変えよう、という運動を起こしたい。

 カネがないからとは言わせないぞ。

 関口知宏のヨーロッパ鉄道の旅を見てもわかるとおり、ギリシャを始めイタリアやスペインなど経済危機の国を含め、どこへ行っても空を汚す電線など、あり得ないのだから。

 ピカピカの新築ビルの前で電線が醜い姿をさらしているのは日本だけ。

 つまり、お金の問題ではなく、感覚の問題なのです。

 日本人には公共の美感というものがありません。

 自分の家の庭には吸い殻やごみは捨てませんが、道路や公園を汚すのは平気です。

 私がこの地に住みついた40年前、荒川河川敷は犬の糞だらけでした。

 やっとこのごろ、それが見られなくなりました。

 ごみが捨てられれないようになるまで、あと何年かかるでしょう。

 街中の電線は、あと100年たっても無くならないでしょう。

 電線や電柱が目に入らず、ごみや犬の糞がない散歩道。

 いつになったら、実現するのでしょうか。


1arakawaDSC01645.jpg
荒川河川敷

2DSC01521uedajou.jpg
上田城

4DSC02107mae.jpg
11月3日 朝日新聞 電柱大国の汚名、返上の時

5denDSC02109.jpg
11月19日 朝日新聞  「無電柱化」広がる議論
コメント
この記事へのコメント
私も鈍感なんですね

今まで当たり前のごとく見ていたので何とも思っていませんでした

感性がないんですね

どてがすっきり見えるのは空が何もないからなんですね
2019/11/25(Mon) 18:16 | URL | hana | 【編集
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック