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 日本のシュバイツァーとも、ガンディーいうべき日本の良心、中村哲さんが銃撃され死亡してしまいました。

 中村さんは医師ですが、復興は軍事ではなく農業からの信念のもと、アフガニスタン東部の最も困難な地域の水源確保事業に取り組んだ方です。

 医者をやっても人の命は助からない。清潔な飲料水と食べ物さえあればほとんどの患者が死ななくてすむ。ということで私たちは水源加工事業と農業生産を豊かにする用水路を建設する工事に力を入れてやってきた。

 飢えや乾きは薬では治せない。そこで私たちの活動は医療という狭い枠を超え、清潔な飲料水と食べ物を、という動きに大きく変わった。これは医療の延長という気がする。

 中村さんの言葉には医療者としての、そして人間としての確かな見識がうかがえます。

 それゆえ、中村哲さんは日本の国際的な不名誉や恥の埋め合わせをしてくれている人でもありました。

 日本は、核兵器禁止条約の批准はしていません。COP25では化石賞をもらってしまいました。破滅的な事故を起こした原発も再稼働をしています。恵まれない国々でさえ、これらの地球的危機に対処しようとしているのに、何と恥ずかしいことでしょう。

 それでも、日本には中村哲さんがいる。中村さんが確かな見識を世界に訴え、活動をしてくれている。だから日本も捨てたものではない、と思っていました。

 昨日までは、そういう思いが成り立っていたのに、今日から日本は正真正銘の恥ずかしい国になってしまいました。

 タリバンはやってないと言っているので、誰が、なぜという疑問が残ります。

 おそらく、戦争をすることでしか生きられない勢力のしわざでありましょう。

 少しでも油断をすると戦争勢力が大きくなるのは世界共通、日本も同じです。

 いずれにしても、中村哲さんは再び帰ってくることはありません。

 世界的な損失になってしまいました。

 平和をとなえることでさえ、命を奪われる厳しい状況。

 それでも、中村医師は言う。

 「人は愛するに足り、真心は信ずるに足る」 と・・・。

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12月5日 朝日新聞 1面

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12月5日 朝日新聞 2面・31面
コメント
この記事へのコメント
惜しい人が凶弾に倒れました
 本当に素晴らしい活動をしていた中村さんが凶弾に倒れて残念です。中村さんの活動をもう一度深く学びなおしていきたいと思います。
2019/12/05(Thu) 17:19 | URL | 小野瀬壽 | 【編集
悲しいニュースを見て許せないと思う😢
偉大な人を失くしました!
2019/12/06(Fri) 19:21 | URL | yuki | 【編集
命がけで他国の人々の為に働いている人が銃撃されて日本のトップが桜を見る会で弁明している姿見て皆さんどう思いますか?

日本どうなっているんでしょうね!

ご冥福をお祈りしています
2019/12/10(Tue) 16:49 | URL | hana | 【編集
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