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            ウィーンのカフェハウス

       田部井朋見              東京書籍


1 ウィーンのカフェハウス
ウィーンのカフェハウス

 「ウィーンのカフェハウス」はプロスキーヤーで写真家の田部井芳明さんが田部井朋見の筆名で出版した写真集であり、旅行案内であり、文化論であります。

 実は、私は1/28の Blog記事を書くときにこの本の案内をネット検索でみていました。

 そのときは、同じオーストリアの関係者で似通った名前の方がいるんだなー、と思っていました。

 ところが先日、この本を進呈します、と言われ、いやー申し訳ないですからお金を・・・、というと、著者の特権がありますから、と言われるではありませんか。びっくりしてしまいました。

 まず、イントロで読者のこころをしっかりと掴みます。

 ラーメン好きなのだが近所の全国的評判の店には行かない理由。

 ウィンナコーヒーの勘違いをした幼いころのことや高校生のころの思い出。

 大切なことは居心地の良さ、それがウィーンのカフェハウスの存在理由。

 そして、コーヒーやカフェハウスに関してのあらゆる蘊蓄(うんちく)が語られます。

 写真は豊富なだけではなく、一枚いちまいが芸術作品として通用するほど価値の高いものです。

 そのことは田部井さんが無聊を慰めるために撮った「マッキンレー別館前のねずみ桜」を見てもお分りでしょう。

 エンディングでは「EUの父」と呼ばれているリヒャルト・クーデンホーフと母親の光子のことが書かれています。

 とにかく、一人の作家によるこれほど見事な写真と文章のコラボレーションには出合ったことがありません。

 博識と芸術性、この類まれな才能をスキーの世界で使ってくれる出版社やテレビ局はないものでしょうか・・・。

2 ねずみ桜
 田部井さんが撮ったマッキンレー別館前のねずみ桜。


3 田部井芳明さんは田部井朋見さんでもあります。
 田部井芳明さんは田部井朋見さんでもあります。


My Blog 1/28 菅平スキーライフ4(田勢さんと田部井さん)http://ichimuler.blog89.fc2.com/blog-entry-327.html

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