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 音響や照明ほど上手下手に違いのある分野を他に経験したことがありません。

 上手い方に出会うと、これっぽっちの機材でよくこんないい色や音が出せるな、と思うことしきりです。

 下手な方は、山ほどの機材を使っても、ただ明るいだけ、ただうるさいだけ。こんなことならない方がよい、と思うことも。

 300人ほどのホールで10回行った菅平ジャズフェスティバルでは生音の楽器の聞こえない部分を補助するような PA、との注文をしたのですが、満足したのは1回ほど。

 特にステージのモニターがうるさすぎて肝心の自分の音がが聞こえません。

 注意しても直らないので、スピーカーを反対方向に向けたことも。

 録音はワーナーパイオニアにいた技術者にお願いしましたが、こちらは別系統の配線で過不足ない音の仕上がりです。

 ここまでの話しで既にお分かりでしょうが、音響や照明には確固としたポリシーが必要なのですよ。

 朝日新聞「ステージで激減 裏方もピンチ」の記事を読むと大ホール大ステージでのポリシーがお分かりでしょう。

 ディズニーランド近くのホテルのイベントで、小編成のバンド出演でしたが、私にスポットライトが当たり、卓上オルガンのようなDXセブンの音が大ホールにはめ込まれたパイプオルガンのように響き渡ったことがありました。

 その音響屋さんの設備機材とポリシーに感心したものです。

 このような最前戦の大胆にして細心の技術とポリシーを習得することは至難と思われます。

 まして、それを伝えていくにはそのようなイベントが複数必要。それが失われれば当然その技術も失われるゆえ最初からやり直しです。

 今回のコロナ禍で、この最初からやり直しの技術がいくつ発生するでしょうか。

 最前戦の技術を何とか守りたいものです。


CIMG0u165.jpg
9/9 朝日新聞 23面 「ステージで激減 裏方もピンチ」
コメント
この記事へのコメント
舞台もコンサートも殆ど行ったことがないのでよくわからない

ので大変なんだな~と感じるくらいでごめんなさい
2020/09/15(Tue) 18:58 | URL | hana | 【編集
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