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 4万年前にはネアンデルタール人と私たちの先祖クロマニヨン人が共存していたのですが、クロマニヨン人のみが世界中にテリトリーを広げました。

 そのときは、もちろん国境などありません。

 集落などの境い目ができたのは穀物などを蓄えられるようになった1万年ほど前かと思われます。

 その小さな国ともいえる集落はクロマニヨン人ゆえの想像力が働いてこそ成り立つものでした。

 ネアンデルタール人にはできない技です。

 国というものは目に見えないし、触ることもできないので想像力を持っているクロマニヨン人にしか作ることができないのです。

 これまでの人類の歴史を極論すれば、この国というものを、どのように作り、どのように発展させたかということに尽きるでしょう。

 ところが、時代が進み、現代になると国単位ではどうにもならない問題が噴出するようになってしまいました。

 経済は随分前から国境など関係ありません。

 炭酸ガスによる地球温暖化・マイクロプラスチックの弊害・核のゴミや宇宙のごみの処理などに対して国境はまったく無意味です。

 そこへ持ってきて今回の新型コロナウイルス。

 日本での始まりは観光客船の一部屋からでした。

 それが瞬く間に日本中に、世界中に、広まっていったのです。

 これほど国境が無意味であることを知らしめたものほかにないでしょう。

 以前は地球の片隅の風土病が何年もかかって広がっていきました。

 それが今では数えるほどの日数で世界中に蔓延します。

 グローバル化の負の遺産ですね。

 これらを抑えるために中国やイスラエルなど、前時代的な強硬手段をとった国があります。

 ニュージーランドやドイツ、それに台湾など、女性のリーダーが団結と思いやる優しさを呼びかけて成功した例もあります。

 これらを見てみると社会の統制と個人の自由の間をどのように加減するかの問題でありましょう。

 そこには社会がとるべき方法と市民がとるべき行動の間に多種多様な選択肢が存在することがわかります。

 それらは自然科学から人文科学にわたる広範な知識の基盤があって初めて可能になることはもちろんですが、何よりも優しさと豊かな協調性がなくして誰もついてはいかないでしょう。

 ここにきてそれらの優しさと強調性を持ち、リーダーシップを兼ね備えたグレタさんやマララさんのようなすぐれた女性指導者が現れてきました。

 日本はすでに人口減少が始まり、あと50年もたてば明治時代の人口に逆戻りです。

 そのようなときに、イケイケドンドンの男性的考えは無意味でありましょう。

 世界の行く先も大きな目で見れば日本の行き先と同じと思われます。

 国境は解消され、昔に逆戻りするかもしれません。

 そのときの宇宙船地球号の船長はイケイケドンドンの男性では運転を誤りそうです。

 グレタさんやマララさんにお願いすれば統制と協調の矛盾をうまく解決してくれるでしょう。

 逆戻りしてよく考えてみればクロマニヨン人が世界に広がることができたのは女性の力が強かったからにほかなりません。

 男性の力が圧倒的に強かったネアンデルタール人は滅びてしまいました。

 大みそかは過去1年を振り返る日なのでしょうが、何万年かを振り返えり、未来にも思いを寄せてみました。


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12/26 朝日新聞 2面 男女共同参画基本計画について

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12/30 朝日新聞 3面 政界の女性登用 遅れる日本
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