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 けさの朝日新聞をみると「マンガ 歎異抄をひらく」との広告がでていました。

 ついに、歎異抄がマンガになったようです。

 これまでにも、いろいろな出版社が数々の古典をマンガ化していますが、歎異抄ははじめてしょう。

 マンガ家とのコラボレーション企画、すばらしい。

 私が高校生のとき、倫理社会という教科がはじめて取り入れられました。

 そのときに、高校教師をはじめ一般にも、よくわかっていない仏典の1つとして歎異抄が好んで読まれたようです。

 それから半世紀以上たった今、再び歎異抄ブームが起こりました。

 連続した大地震・大洪水、エイズ・デング熱・コロナウイルスなど、天変地異と疫病多発の影響でしょうか。

 少し以前、方丈記がよく読まれたことがありました。

 それを書いた鴨長明も歎異抄の法話を語った親鸞も動乱の中世を生きた方です。

 鴨長明は血で血を洗う源平争乱と人々を苦しめる自然災害を背景に無常観に満ちた「方丈記」を書き表しました。
 
 この源平争乱の中で幼少期を過ごしたのが親鸞で、希望の見えない世に救いを求める人々に対して親鸞が説いた法語を彼の死後、弟子の唯円がまとめたものが「歎異抄」です。

 今現在も、この先、世の中がどうなるか分からない、という状況が方丈記や歎異抄の成立過程と似ているので、救いを求める手が伸びるのでしょうか。

 私が思うに、そこまで深刻なものではなく、新興出版社がブームを起こそうとする営業政策だと思うのですが。

 それにしても、マンガ歎異抄、目にしたいものです。

 「歎異抄をひらく」「マンガ 歎異抄をひらく」を上梓している1万年堂出版は浄土真宗親鸞会の関連企業とのこと。


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2/25 朝日新聞 3面 マンガ 歎異抄をひらく
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