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 信濃毎日新聞に「”ポンタ” 特別な存在」との村上ポンタ秀一追悼の記事が掲載されました。

 ギタリストの渡辺香津美氏の談話をもとにしたものです。
 ポンタさんを「特別な存在」と評価した信濃毎日新聞に敬意を表します。

 音楽界でよく使われるジョークに「歌手になれなかった者が演奏家になり、演奏家になれなかった者が作曲家になり、作曲家になれなかった者が指揮者になる」というものがあります。
 私は、この歌手より前にドラマーを入れるとドラマーという存在がどういうものかが、よくわかると思うのですが。
 つまり、言わせてもらえば、ドラマーは誰でもなれるが、それだけに優れた人材は少ないということです。

 ご存知のように音楽はリズム・メロディー・ハーモニーの3要素でできています。
 ドラマーは、その3分の1のリズムだけを理解すればよいと思ったら大間違い。
 実は指揮者なのですよ。
 音楽大学の打楽器課はスコアリーディングが必須なくらいですから。
 実は音楽のすべてがわかっていないとリズム演奏はできません。
 今ではバークリー音大などのドラマー志望者で作曲課程をとるものもいるようですが、これまではリズムだけの職人気質でさえあればよかったのです。

 そのような世界の中で唯一無二の存在が村上ポンタ秀一さんでした。

 それは、きくひとがきけば一度でわかるほどのものです。

 おそらく、クラシックに造詣の深い方ならば、すぐにわかると思います。

 クラシック音楽にはドラマーがいないのでじゃまなのですよ。

 それが、じゃまでなくきこえたら、すばらしい、ということなのですが。

 村上ポンタ秀一氏は記事のタイトル通り、特別な存在でした。

 いっしょにやっていたハルさんやトクさんの話をきくと、頑固でわがままな点もあったらしい。

 でも、そのことが彼の音楽を支えていたのだから、しかたありません。

 ご冥福をお祈りいたします。

 あわせて、信濃毎日新聞の音楽的感性に驚きました。


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3/26 信濃毎日新聞 12面 ”ポンタ” 特別な存在
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村上ポンタ秀一様のご冥福をお祈りいたします
2021/04/07(Wed) 16:32 | URL | hana | 【編集
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