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     ヘタウマ文化論

    山藤章二  岩波書店1415


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ヘタウマ文化論  山藤章二  岩波書店1415


 ヘタとウマをランク別にならべてみましょう。

ウマウマ  ウマヘタ  ヘタウマ  ヘタヘタ

 4段階になりますね。

 いいかえれば

プロ  上アマ  素人  ド素人

 でしょうか。

 その第3ランクの素人芸がもてはやされているのが現代の特徴です。

 隣の姉ちゃんのような娘のヘタな歌や演技や、子供のいたずら描きのような絵が受けるのですよ。

 そのことを、いつのころからかヘタウマというようになりました。

 昔は芸能や芸術は素人がやるものではなく、素人はプロが行うものを鑑賞するだけでした。

 それがいつのまにか、プロと同じ舞台や展覧会に素人が平気で参加するようになってきてしまいました。

 以前にも子供だけには許されていましたよ。

 子供だからしかたがないということで。

 可能性の芽を摘まないということで。

 でも、大人は、もう可能性がないので許されなかったのです。

 大人が許されるようになったのは、おそらくカラオケ文化の影響でありましょう。

 つまり、カラオケはあらゆる日本文化を幼児化してしまいました。

 そして今、日本文化はヘタウマ全盛期を迎えています。

 このままで良いのでしょうか。


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1ページ まえがき
コメント
この記事へのコメント
ヘタウマは芸能・芸術の世界だけではありません

政治家のなかも何の知識も経験も勉強もしないで 名前が売れてるだけで当選してコロナ政策を見てもプロの政治家とは思えないことだらけ

日本国こんなんでいいのでしょうか?
2021/05/04(Tue) 14:01 | URL | hana | 【編集
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