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 きのう、同級生のO君から電話がありました。

 田舎の土地を町に寄付したいのだが、どうしたらいいだろう。

 自分も子供もいらないから、とのこと。

 私とまったく同じことなので、私のことを話しました。

 本家から父がもらった土地なので本家に返したけれど、本家が町に貸したか寄付したかで今は消防機器置き場になっているよ。

 なるほど、じゃあ、うちの場合は本家の本家すじが元の持ち主だから、まず、そっちにあたってみるよ、ありがとう。

 いよいよ、私たちの年代も「死に支度」が始まりました。

 このところの高齢化社会を反映してか、マスコミでも「死に支度」の扱いが盛んです。

 特に週刊誌は毎週のように特集記事を組んでいます。

 やれ、生前相続はいけません。

 これ、子供と同居しないほうがいい。

 それ、孫の学費を出してはいけません、など。

 登場人物としては瀬戸内寂聴・中村メイ子・曽野綾子・佐藤愛子・下重暁子、石原慎太郎・養老孟司など。

 女性が多いですね。

 男女比が逆転しているのはこの世界だけと思うのですが。

 それぞれが一家言をもち、死生論を展開しています。

 寂聴さんは、生きるとは人を愛すること、といいますから、人を愛せなくなったときが死なのでしょう。

 メイ子さんは体育館のような家にあったトラック7台分の物を断捨離し、「人生の終いじたく」が完了と。

 慎太郎は、虚無だがあの世はある、などと、あいかわらずの大騒ぎで自己中心。

 私は養老孟司の考えが妥当と思っています。

 人は毎日、睡眠という死の疑似体験をしている。

 目覚めなければ、それが死だ。

 まさに、私の父親がそうでした。

 父は私に、生き死にの基本、を教えてくれたのです。

 おかげで、私は眠るとき、あぁ、これが死ぬことなんだ、らくでいいなぁ、と、いつも思っているので恐怖を感じません。

 私は60歳で書いた遺言には、いろいろと後始末を指定しましたが、70で書いたものでは一切それはせず、好きにやってください、やらなくてもいいです、としました。

 もし今後、80で書くとしたら、「家族葬に」とだけ書こうと思っています。

 死に方の希望としては、山で野垂れ死にしたいのですが。

 もし、そうなったとしたら、最高にうれしいことなので拍手で送ってください。

 迷惑がかかるでしょうが、迷惑のかからない死に場所や死に方などありません。

 その分ぐらいの税金はしっかりと納めました。

 おつりがくるほどと思っています。

 あと、とりあえず、死んですぐ困るものといえば通帳・印鑑・保険証券などなので、それらのありかをせめて配偶者だけには教えておきましょう。

 あと、健康保険証と年金手帳は死んだらすぐに役所に提出しなければなりませんよ。


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雪明り
コメント
この記事へのコメント
20代後半で事件に会いその時から死はいつでも起こることを実感し
ず~っとそれを背負って生きてきました
今80歳まじか迄生きてよく生かされてきたな~とおもい
まだ何か私にできることでお役に立つことがあって生かされているわけで
その何かを探す年月になっています
ただ一生懸命悔いを残さないような毎日が精いっぱいです
生きることも大変です
2021/05/29(Sat) 18:56 | URL | hana | 【編集
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