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 最新のトイレに入って驚きました。

 まるで生き物のようです。

 便座のふたは静々と上がり。

 「このトイレは自動で水が流れます」といいます。

 便座の温度は熱くなく冷たくなく、母のひざ上のよう。

 出てくる温水も同様で、勢いは強くもなく弱くもなく、なでられているよう。

 用を済ませて立ち上がると楚々と水が流れます。

 ザザーとではないのですよ。

 始めにコポッと音がするだけで後はほとんど音がしません。

 まるで汚いものをお見せしてはいけないので、さっと手で隠すようなそぶり。

 私はまだ経験していませんが、温風でお尻を乾かしてくれるものさえあるようです。

 これらのことで、殿様のトイレを思い出してしまいました。

 日本にたった1つ残っている本陣のトイレを見学したことがあるのです。

 8畳ほどの中2階仕様の空間でした。

 裾をまくったり、それこそケツヌグイをしたりする係が上に、度ごとに便を確かめてから、処分する者が下にいて補助をする仕掛けになっているものです。

 くらべてみて、どちらが良いでしょうか。

 言わずもがな、ですよねぇ。

 つまり、私たちは今やお殿様よりも、すごいトイレに入っているのですよ。

 若者たちは生まれながらのお殿様。

 いや、それ以上かも。

 そのお方たちに、おつりのくるトイレの話をしたいものです。

 ウジ虫の湧くトイレも。

 それを犬が食う話などしたら、卒倒してしまうでしょうか。

 昔は大切に集め、汚わい電車で運び、肥料にしていたのですが。

 それで育った野菜を東京人も食べていたのですが。


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5/29 朝日新聞be 4面 清潔重視の今だからこそ
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