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1筑波山で
                筑波山で

 小野瀬壽(ひさし)くんは中学高校のときの仲良しでした。明るく、やさしく、あたまがよく、素直で、いつでも相手のことを考えるしっかり者、本当に欠点のない方です。
 茨城大学を出て生活協同組合に就職したのですが、生協は今のような大組織ではなく、小さな店舗が、やっとできかけたような状態のときでしたから、大丈夫かな、と少し心配になりました。茨大を出た他の友人たちは大会社の社員や公務員になっていきました。
 彼の家は教育者の家系でしたので、母上は、一人前とは教師になることだと思っていたらしく、生協に就職してからも、早く一人前の人間になってくれ、と言われて困ったそうです。
 生協が現在のような社会生活に不可欠の大事業団体になったことは、彼の社会展望の正確さ・優しさに冷静さをともなった人心の読みかた・自らが率先する模範的精神・なによりも困っている人を放っておけない性格などによってなされたことに間違いありません。
 妻とはよく話していたものです。
「小野瀬くんは一騎当千だから、一期当選、間違いなしなんだけれどなぁー」
 けれども彼は選挙に出ませんでした。代わりにというか、以外にというか選挙に打って出たのは同じ遊び仲間だった石津政雄くんです。彼は大洋村村長として数々の手腕を振ったあと、現在は民主党の代議士になっています。同級生の出世頭といえるでしょう。
 しかし、小野瀬くんは出世の道を選びませんでした。しかも、定年を迎えてからヘルパーの免許を取り介護に従事しているとか。嗚呼!
 まさに「そういうもの」の典型ですね。

 いつもいつも同級生ハイキングの計画と案内をしていただいてありがとう。


2 この人に会いたい
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