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            隅っこの四季

        岩波書店      出久根達郎


1 隅っこの四季
1 隅っこの四季


2 出久根達郎
2 出久根達郎


 直木賞作家の出久根達郎氏は中学までしか学校に行っていません。
 直木賞の発表があったとき、政治の世界の田中角栄以来の快挙、と思ったものです。
 3歳年上の出久根氏と私は同郷で幼少期の環境もそっくり・・・。
 もちろん、大ファンです。


3 移動図書館の猫
3 移動図書館の猫


 私(市村)は小1から小4まで夏休みの間中、お寺に預けられました。
 繁昌から2,3キロ離れた吉川の平福寺に嫁いだ母の親友が面倒をみてくれたのです。
 一種の口減らしだったのでしょう。子供のときから大食いでしたから・・・。
 住職の長瀬宝龍氏も優しい方でした。ときどき、繁昌まで買い物や映画を見に連れて行ってくれました。
 私の生まれた巴村大和田には映画館はなく、お店は駄菓子屋しかありません。

 繁昌に行ってズック靴を買ってもらったこと、下駄しか履いたことがなかった私には爪先が当たって有難迷惑だったこと、映画「愛染かつら」をみたあと、すぐに主題歌を歌ってほめられたこと、ぶどうをお腹いっぱい食べたことなどが、今でもありありと思い出されます。当時、吉川から繁昌にかけて、ぶどう栽培が盛んでした。

 出久根氏は故郷のことや幼少期・思春期の思いでなどを折にふれて書いています。特にこの「隅っこの四季」にはそれらが多いようです。

 次の文章なども多くの方が身につまされるでしょう。

4 立春出世
4 立春出世

5 立春出世
5 立春出世

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思春期を語る
コメント
この記事へのコメント
同郷で歳も近く育った環境まで似ていると心が入りますね。

私は作家さんは全然知りませんが幼児期に他の家で過ごすって大変なんですね。記憶に鮮明に残っているってことはそれだけ衝撃的な事が日々起こっていたんでは・・・それを文章にして書ける訳で良いにつけ悪いにつけ心に深く刻み込まれているんですね。

普通の家庭ってありがたいです。気を使わないで生活できる事に感謝します。
文章にするとスーと心が軽くなったような気がします。
2013/03/27(Wed) 08:18 | URL | hana | 【編集
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